エヴァンゲリオン:新作の冒頭上映にロス、上海のファン興奮 庵野総監督のビデオメッセージも

「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ)0706版」が上映された上海の静安区エヴァ広場(C)カラー
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「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ)0706版」が上映された上海の静安区エヴァ広場(C)カラー

 人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの劇場版新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(2020年公開)の本編映像の一部「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ)0706版」が7月6日、パリ、ロサンゼルス、上海、札幌、東京、名古屋、大阪、博多で上映された。本編映像に加え、パリで開催された「ジャパンエキスポ」のステージの模様を上映。LINE LIVEの配信の視聴者を含め、全世界約150万人、国内約30万人が視聴したことになった。ロサンゼルス、上海会場の様子を紹介する。

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 ロサンゼルス会場は満員で、立ち見も出るほどの盛況となり、上映が始まると、声援が巻き起こり、会場が揺れるほどに。真希波・マリ・イラストリアスの鼻歌が聞こえてくると、ファンが食い入るように映像を見つめ、静まり返ったが、エッフェル塔が映し出されたり、ユーロネルフのビルが登場すると、大歓声に変わった。上映が終了すると「ありがとう!」「大好き!」と声を上げるファンもいた。

 上海会場のチケットは抽選申し込み制で、受け付け開始から約5分で約4000人の申し込みがあるなど争奪戦となった。上海限定で庵野秀明総監督のビデオメッセージも上映され、新作について「本当に一生懸命頑張っています」と語ると、拍手と歓声が会場に響き渡った。上映終了後、「イベント、最高だった。ありがとう」「もう待ちきれない。来年の映画、絶対中国でも公開してほしい」と興奮気味に語るファンの姿も見られた。

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