「怪盗グルー」シリーズや「ミニオンズ」を手がけたイルミネーション・エンタテインメントの劇場版アニメ「ペット」の続編「ペット2」(クリス・ルノー監督、7月26日公開)の日本語吹き替え版に女優の伊藤沙莉さんと俳優の内藤剛志さんが声優を務めることが6月6日、明らかになった。伊藤さんは声優初挑戦で、内藤さんはイルミネーション作品に初参加となる。
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伊藤さんが演じるのは、悪徳サーカス団のセルゲイが狙うホワイトタイガーを救うため、キャプテン・スノーボールに助けを求めるシーズーのデイジー、内藤さんはケイティ一家が訪れる牧場で農場犬のルースターを演じる。
また、日本語吹き替え版の本予告と本ポスターも解禁された。本予告には、飼い主ケイティのもとに新たな家族、リアムが誕生し、マックスの生活に異変が起こる。マックスはリフレッシュのために旅行へ出た田舎町で、農場犬のリーダーのルースターと出会う。一方、キャプテン・スノーボールは、デイジーと共にホワイトタイガーを救う極秘のミッションを遂行するなど、何かに挑戦するために立ち上がるペットたちの姿が描かれている。
――今回のオファーが来たときの心境を教えてください。
声のお仕事をするのが夢の一つで、それがかなうだけでなくお客さんとして見ていた大好きな作品で実現したんだ、と本当に幸せでした。
――実際に「ペット2」を見ていかがでしたか。
飼い主がいないときのペットがこんなふうに過ごしてると思うと、面白いけど少しハラハラします(笑い)。でもとても夢があるし、特に2は成長物語に仕上がっていたのでとても感動しました。
――本作で一番印象に残っているシーンは?
ネタバレしていいのか分からないのでネコ好きなおばあさんが、ということだけ言っておきます(笑い)。
――デイジーを演じてみていかがでしたか? デイジーというキャラクターの印象や好きなところがあれば教えてください。
初めてのアニメーションがデイジーで本当によかったと心から言えます。本当に楽しかったです。見た目があまりに可愛いので最初はちょっと、大丈夫かな、(自身の声は)この声だしな......っていうのが正直あったのですが(笑い)。そんなの気にしてられないくらいたくましくてカッコいい子でした。ギャップ女子の極みです(笑い)。
――役を演じるにあたり、事前に準備したことや心掛けたことはありますか?
たまたま声優さんにお会いする機会があって緊張している旨をお伝えしたところ、無理に声を作ったり、大げさにやることはなく、自分らしく声にすべてを乗せる、というつもりでやれば大丈夫とのことでしたので、とにかく楽しもうと思って臨みました。
――本作はペットの世界が描かれますが、もしご自身をペットに例えるとしたら、どんなペットだと思いますか。
犬と猫のハーフみたいな感じだと思います(笑い)。気分屋ですが結構まとわりつく、本当にハーフな感じです(笑い)。
――楽しみにしている観客の皆さんへメッセージをお願いします。
たくさん笑えてグッとくる本当に温かいいお話だと思います。老若男女問わず楽しめるすてきな作品です。ぜひ、劇場で驚かされ、癒されてください。
――今回のオファーが来たときの心境を教えてください。
常々、アテレコも俳優の大事な仕事の一つだと思っています。何度か経験はあるのですが、もっとチャレンジしてみたいと思っていたので、素晴らしいチャンスをいただけたと、とてもうれしかったです。
――実際に本作を見ていかがでしたか?
前作はマックスとデュークの出会いから始まり、登場人物たちが力を合わせて何かを成すことの素晴らしさ、「仲間」が「友」にそして「親友」になるまでの「友情」についてのストーリーでした。
本作は、マックスはもちろんのこと、登場するペットたち全員が、さらに成長していくストーリーだと思います。ご覧になる皆様も見終わった後、「映画が始まる前の自分と少し何かが変わった」と思っていただけるような気がします。「成長して手に入れたもの」は「勇気」だと思います。
――初めての完全な動物キャラクターの吹き替えだったかと思いますが、いかがでしたか。人物を演じるときの違いなどはありますか。
「人間もペットも同じ心を持っている」と言う前提でやらせていただきました。この作品に限っては「人間」「動物」の違いは、ないと思います。
――ルースターを演じてみていかがでしたか? ルースターというキャラクターの印象や好きなところがあれば教えてください。
男らしく、無口で、力も強く、優しく、自分のルールを持って生きている。そして少しセンチメンタル。最高にカッコいいキャラクターです。かなり照れましたが、その気になって楽しくやらせていただきました。
――役を演じるにあたり、事前に準備したことや心掛けたことはありますか?
演出サイドからルースターはオリジナルでは「カウボーイのような存在」日本語版では「サムライのイメージ」とのオーダーがありました。そのことを頭に置きながら、オリジナルのハリソン・フォードさんの英語のせりふを何度も何度も聞きました。
――内藤さんは猫好きとしても有名ですが、ペット飼い主目線で見た本作の魅力を教えてください。
なんといっても、「飼い主ではなく動物の方が主役だ」という点だと思います。むしろ彼らを中心に世界が動く。「飼い主がペットを支配するのではなく、共に生きていく」それを感じさせるのが本作の魅力だと思います。
――楽しみにしている観客の皆さんへメッセージをお願いします。
動物好きの方々の最大の夢は「彼らと話がしたい!」と言うことではないでしょうか。この作品はその夢を少しかなえてくれます。彼らの話すことに耳を傾け、彼らと一緒に素晴らしい冒険に出かけましょう!!
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