声優の諏訪部順一さんが、9日に放送されるWOWOWのスニーカー情報バラエティー番組「スニーカータイムズ ~Sneaker Timez~」#5にゲスト出演する。「映画を見ているとついスニーカーが欲しくなる」と重度の“スニーカー禁断症状”を明かした諏訪部さんに、番組の感想やスニーカーのこだわりを聞いた。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「スニーカータイムズ ~Sneaker Timez~」は、お笑いコンビ「レイザーラモン」のRGさんがMCを担当する番組で、毎週木曜深夜0時放送。9日の放送には、諏訪部さんのほか、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さん、KING-MASAさんがゲスト出演。テーマは「ヘッズの生態」。
――まずは番組の感想をお聞かせください。
映画もスニーカーも大好きで。好きなものをいじり続けるすてきな時間なんてそうありませんから、ちょっとマニアの志向が自分は違ったかもしれませんが、とても楽しかったです。ここまでマニアックな方たちって周りにそうそういないですからね(笑い)。
ーー今日の収録に向けて選ばれたのは、アディダスとジェレミー・スコットのウイングモデルですね。
はい、画力が強いかなと思って持参しました。たしか7、8年くらい前に買ったやつです(笑い)。ジェレミーのシリーズは、他にもぬいぐるみみたいなものとか奇抜なデザインをいろいろ持っているのですが、今日の服装に合わせられそうな地味顔(笑い)のオールリフレクター仕様をチョイスしました。
ーー普段はどのようなスニーカーを履くことが多いですか?
最近はクッショニングが気に入っているアディダスのウルトラブーストが多いですね。あとはスタンスミスやスーパースターの別注品など。服装に合わせたものをセレクトしています。若い頃は派手なバッシュなどを愛用していたりもしましたが、もう大人なので(笑い)。割とシンプルなデザインのものに落ち着いています。
マイカー移動することがほとんどなので、運転の妨げにならない点や、アフレコなどの際にノイズが出ない点も重要なポイントです。なるべくストレスがないものを選んでいます。最近はやりのニットアッパーは良いですよね。ウルトラブーストはファーストモデルから何足も買っています。
ーースニーカーはどれくらいの数をコレクションされているんですか。
現在は300足くらいですね。最高は1000足以上になったことも。家だけじゃなく倉庫を借りて置いていたこともありました。
ーーそれだけあると、履くのも大変ですね(笑い)。
結局気に入ったものを履くことが多いですが、買ったら必ず一度は履く派です。90年代は血眼になってレアものを集めていたりもしましたが、そういう感じは卒業してしまって。現在は履けないスニーカーは買いません。希少なものは、見ればやっぱりテンション上がりますが(笑い)。
シューレースを一度全部外し、自分好みのやり方で締め直す。そして実際に履いて出かける。そうして初めてうちのコになった気がするんですよね。この“儀式”は必ずやります。
ーースニーカーを好きになったきっかけを教えていただけますか。
80年代、小学生の頃に見たナイキのオセアニアIIIがスニーカーに興味を持ったきっかけですね。ネイビーのアッパーに赤のスウッシュのコントラストにやられました。「このクツ、カッコいい!」と。本格的にハマって集め出したのは大学生の頃。1990年前後ですから平成が始まった頃で、エア・ジョーダン5や6がリリースされた時期ですね。エア・ジョーダンは5から10まではリアルタイムで発売と同時に買いました。
この頃からのハイテクスニーカーブームはがっちりハマりまして、俗に言うエアマックス95や、ポンプフューリーをはじめ、名品珍品をかなり集めました。ほとんどが加水分解で死んでしまいましたが(苦笑い)。
――新しいスニーカーを買うときは、機能性を重視しているんですか?
それもありますが、とはいえやはり見た目も重要ですね(笑い)。昔はスニーカー単体としてデザインや配色が気に入るものを買っていましたが、特に40代に入って以降は派手なスニーカー合わせで服装をコーディーネートすることはなくなって。現在は、シンプルなデザインの中に高機能が秘められていたり、高品質や新開発の素材が使用されていたりするものに心引かれます。
――今まで一番履いてきたモデルはなんですか?
今ではほとんど履きませんが、これまでを振り返ると一番履いたのはエア・フォース1かもしれません。しかもローカットのモデル。20代から30代前半くらいまでのモストフェイバリットでした。今でも一番数を持っているのもエア・フォース1かもしれないです。40足近くあると思うので。
――最後にスニーカーに対する愛を教えてください。
スニーカーは自分の気持ちをアゲてくれるアイテムです。履いて良し、眺めて良し。スニーカーを眺めながら酒が飲めます(笑い)。ひとり飲みもいいですが、同じように偏愛してくれる人たちと、いつかスニーカーをめでながらの飲み会を自分も開きたいですね。おそらく今後も、スニーカー愛好の気持ちは枯れることなく続いていくのではないかと思います。生涯の趣味としていきたいですし、思わず身震いするような極上の逸品に出合いたいですね。
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