下野紘:実写映画最初の撮影は“抱擁”シーン ヒロインに抱きしめられ「どうしたらいいものやらと…」

映画「クロノス・ジョウンターの伝説」の公開記念舞台あいさつに登場した下野紘さん
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映画「クロノス・ジョウンターの伝説」の公開記念舞台あいさつに登場した下野紘さん

 声優の下野紘さんが20日、東京都内で行われた主演を務める実写映画「クロノス・ジョウンターの伝説」(蜂須賀健太郎監督)の公開記念舞台あいさつに、共演の井桁弘恵さんと登場。実写映画の出演は今作が初となる下野さんは、「主役というか主演というか、そういう形で映画に出るなんて、まったく(思わなかった)。『声優やりながらそんなことになるなんて』という思いがあった」と撮影前の心境を告白。最初の撮影は、ヒロイン役の井桁さんから抱きしめられるシーンだったといい、「おじさんはどうしたらいいものやら、という(笑い)。普段声優していたら、やられるってことないですからね。マイク前で抱きしめられるなんてことないです」と当時の戸惑いを笑いながら明かしていた。

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 下野さんは、井桁さんから抱きしめられるシーンについて「正直、あの時の井桁さんは男らしいな、と思いました」と振り返り、「(井桁さんが)『上からいきますか、下からいきますか?』と……。俺、どちらかというとヒロイン側だな、と思いました(笑い)」と明かし、笑いを誘うと、井桁さんは「恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべていた。

 実写映画の初主演作が19日に公開を迎え、下野さんは「僕自身もいつやるんだろう、まだかな、と思いながら……ようやく公開できた」と感慨深げに語った。映画のPVの公開後、上映を楽しみにしているという周囲からの声が多かったといい、「気恥ずかしいながらも、うれしいなと。ようやく公開されてよかった」と公開を喜んだ。

 舞台あいさつでは、21日に39歳の誕生日を迎える下野さんを祝って、サプライズでバースデーケーキが登場。観客のバースデーソングの合唱に下野さんは「ありがとうございます」と照れつつ感謝の気持ちを表した。

 映画は、梶尾真治さんのSF小説が原作。吹原和彦(下野さん)が、時間軸圧縮理論を採用し、物質を過去に送ることのできる放出機クロノス・ジョウンターの開発に成功するが、突然の事故で、思いを寄せていた蕗来美子(井桁さん)を失い……というストーリー。

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