人気映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作のタイトルが「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」(J・J・エイブラムス監督、12月20日公開)に決定し、初の映像となる特報が13日、公開された。特報には、砂漠の中に立つレイの姿や、「この冬 物語は完結へ」という文字が映し出される。米シカゴで開催されたファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」で発表された。
ウナギノボリ
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公開された約2分の特報は、砂漠の中に立つレイの姿からスタート。ルークの「我々は全てを伝えた。はるかな歴史が君の中に。だが、これは君の戦いだ」という言葉が流れ、チューバッカと共にミレニアム・ファルコンを操縦するランド・カルリジアンや、涙するレイと抱き合うレイア、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」でレイアがハン・ソロとルークに渡したメダルも映し出される。続けて、ルークの「我々は常に君と共に。誰一人消え去っていない」という言葉の後、シスの暗黒卿ダース・シディアスことパルパティーン皇帝の不気味な笑い声が流れる内容となっている。
エイブラムス監督、キャストのコメントは以下の通り。
◇エイブラムス監督のコメント
ジョージ・ルーカスが作り上げたものを、その精神を守りつつ完結させるのは難しいことでもあり、楽しいことでもあった。ただ、この物語を彼女(故・キャリー・フィッシャーさん)なしで進めることは難しいです。別の女優でやることなんて考えらないし、あのキャラクターを消してしまうこともありえない。だが、過去の映像を見ていて、それらを使って話を続けることができるのではと思った。そこを中心に、話を書いていったんだ。それらのシーンを使い、物語を前に進めることができた。このことを改めて考えると感動のあまり言葉が出ません。レイアがこの映画の中に生きていると感じています。彼女の心は私たちと一緒にあります。
(日本のファンに向けて)ハーイ、J・J・エイブラムスです。「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」の監督です。これは一つの映画でも、3本の映画でもなく、9本の映画の終わりです。40年間にわたって作られてきたストーリー、スカイウオーカー・サーガの終わりです。皆さんにぜひ映画館に見に行ってもらえるのを期待しています。(そして)皆さんが楽しんでくれることを期待しています。フォースと共にあらんことを。ありがとう!
(「新しいライトセーバーを手に入れますか?」という質問に対し)ルークにもらったライトセーバーはまだあるとだけ言っておきましょう。
今作でフィンは自分のアイデンティティーをレジスタンスに見つける。過去2作で、彼はまだ迷っていた。J・J・は僕に「君は今作の展開を気に入るよ」と言ってくれたが、本当に、今作では「ついに僕は『スター・ウォーズ』映画に出たんだ!」と感じた(笑い)。
またこの冒険に戻ってこれてうれしいよ。僕は本当に幸運なんだ。(「ランドを再び演じることは簡単でしたか?」という質問に対し)簡単だったかって? 僕はランドから離れたことは一度もないよ。俳優業を60年ほどしていますが、とても尊敬できるJ・J・エイブラムスと仕事ができた。数々の素晴らしい人との仕事をしてきたけど、今ここが本物のハイライトだね。
(完結に向け)大きな責任があると感じています。40年も続いてきたのよ。感慨深いわ。ジョージが作り上げてきたものを私たちが受け継いで、J・J・がさらにインスピレーションをくれて、もっと奥行きの深いものにしてくれたと私は思う。誰よりもこの作品のことを大切に思っている人がJ・J・なんです。この作品は皆さんに感動をもたらします。
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