俳優のムロツヨシさんが、女優の吉永小百合さん主演で今秋公開される映画「最高の人生の見つけ方」(犬童一心監督)に出演することが3日、明らかになった。俳優のジャック・ニコルソンさん、モーガン・フリーマンさんが出演し、ヒットした米映画「最高の人生の見つけ方」(2007年)の日本版で、天海祐希さん扮(ふん)する女社長・剛田マ子の秘書・高田学を演じる。
ウナギノボリ
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ムロさんはハリウッド版「最高の人生の見つけ方」を一番好きな映画として挙げており、「こんな役柄を演じられる俳優になりたい」と志したのが、同映画でショーン・ヘイズさんが演じた秘書のトマス役だった。「好きな映画はなんですか?とこれまで何十回、何百回とインタビューで質問され、ずっと挙げていたのがハリウッド版の『最高の人生の見つけ方』。そしてやりたい役として挙げていた秘書。まさか日本版に出演して、しかも秘書役を演じる日がくるとは!」と驚きつつ、「その夢がかなった形となりました」と喜びを語っている。
当初、ムロさんには別の役柄が準備されていたというが、小岩井宏悦プロデューサーによると「実は、別の役で出演の依頼をしにいった際、ムロさんから『秘書役をやりたい』と逆オファーがあった。熱意を持ってくださっていることをきっかけに、この高田という秘書役をムロさんへお願いした」と起用の経緯を明かしている。
またムロさんは「ずっと演じたかった役を、吉永さん、天海さんをはじめとするキャスト・スタッフの方々とご一緒に作っていくのは夢のような日々でした。この巡り合わせは“うれしい”の一言ではもう言い表せない。スゴイと思うと同時に、言ってみるもんだなと思いました」と笑顔。吉永さん、天海さんとの共演は「正直、すごく緊張しました」といいつつ、「オリジナルが好きな分、役に自分らしさを出すことを心がけました。天海さんも『楽しくやろう』と言ってくださって、緊張はしましたがオリジナル版の役柄をそのまま演じないように意識しました」と振り返っている。
米映画「最高の人生の見つけ方」は、余命6カ月の2人の男が、棺おけに入る前にやっておきたいことを記した「棺おけリスト」を携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフルストーリー。日本版は、米映画版を原案に、人生のほとんどを家庭にささげてきた大真面目な主婦の北原幸枝(吉永さん)と、人生のほとんどを仕事にささげてきた大金持ちの女社長・剛田マ子(天海さん)の2人の女性の物語となる。
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