ひよっこ2:最終回視聴率は9.8% 有村架純主演の朝ドラ続編

ドラマ「ひよっこ2」で主演を務める有村架純さん
1 / 1
ドラマ「ひよっこ2」で主演を務める有村架純さん

 女優の有村架純さんが主演を務め、2017年に放送されたNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」の続編となる「ひよっこ2」の最終回が28日にNHK総合で放送され、平均視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。

ウナギノボリ

 最終回は、奥茨城村から東京へ帰る朝、みね子(有村さん)は、時子(佐久間由衣さん)を励ますため助川家に立ち寄るが、時子にかける言葉は厳しいものだった。一方、三男(泉澤祐希さん)が時子の心配をしたことで米子(伊藤沙莉さん)は予想外の行動に出る。その頃、赤坂では、熱海旅行ですっかり元気を取り戻していた鈴子(宮本信子さん)が、すずふり亭のみんなにある提案をする。そんな時に突然、早苗(シシド・カフカさん)が米サンフランシスコから帰って来て……という展開だった。

 「ひよっこ」は、「ちゅらさん」などの脚本家・岡田惠和さんのオリジナル作で、奥茨城の農家に生まれて、のんびりした少女に育ったみね子が主人公。出稼ぎで東京へ行っていた父が行方不明になったのを機に、集団就職で上京したみね子が、高度経済成長期を背景に、さまざまな事情を抱えた人たちとの出会い、関わることで、殻を破って成長していく姿が描かれた。

 続編「ひよっこ2」は1話30分の全4回。みね子とヒデの結婚から2年後の1970(昭和45)年の秋が舞台。みね子の実家・谷田部家をはじめとする奥茨城の人々や東京・赤坂の洋食屋「すずふり亭」の面々に加え、「乙女寮」の乙女たち、島谷(竹内涼真さん)や早苗、「あかね荘」の元住人といった懐かしい顔ぶれが続々と登場した。

テレビ 最新記事