僕が笑うと:井ノ原快彦&上戸彩が“夫婦”に 戦時中の家族の絆を描くSPドラマ今夜放送

スペシャルドラマ「カンテレ開局60周年特別ドラマ 僕が笑うと」のワンシーン=関西テレビ提供
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スペシャルドラマ「カンテレ開局60周年特別ドラマ 僕が笑うと」のワンシーン=関西テレビ提供

 人気グループ「V6」の井ノ原快彦さん主演のスペシャルドラマ「カンテレ開局60周年特別ドラマ 僕が笑うと」(関西テレビ・フジテレビ系)が26日午後9時半から放送される。戦時中の大阪を舞台に、植物研究者の鈴木重三郎(井ノ原さん)と妻の誠子(上戸彩さん)が5人の孤児を養子として引き取り、多くの困難に立ち向かっていく姿と共に家族の絆を描くオリジナルストーリー。井ノ原さんと上戸さんがドラマ初共演で夫婦役に初挑戦する。

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 脚本は連続ドラマ「アットホーム・ダッド」「結婚できない男」「白い春」などの尾崎将也さんが担当する。竜星涼さん、真飛聖さん、飯豊まりえさん、「ジャニーズJr.」の高田翔さん、坂井真紀さん、白洲迅さん、麻生祐未さん、吉行和子さんも出演する。

 平成が終わりを迎えようとするある春の日、病床にふせる老婦人(吉行さん)が、恵美(飯豊さん)、真一(高田さん)ら4人の孫を呼び、自分の両親と兄弟について話し始める。――昭和12年の大阪。明るく優しい誠子(上戸さん)と結婚した重三郎(井ノ原さん)は、子宝に恵まれなかったが、それを受け入れ、夫婦仲良く暮らしていた。しかし、誠子は「母親になりたい」という思いがあり、重三郎の姉・大沢徳子(真飛さん)の息子で、満州に赴任する大沢和也(白洲さん)の送別会をきっかけに、改めて子供への思いを強くしていた。

 数日後、間宮君子(麻生さん)が営む孤児院の庭で遊ぶ子供の姿を見た誠子は、重三郎に孤児を引き取りたいと相談。子供を育てる自信がないと難色を示した重三郎だが、誠子の熱意に押されて浩太(幼少期は柳下晃河君)を養子として迎え入れる。誠子は浩太に優しく接するが、浩太とぎこちないやり取りが続く重三郎は、不器用ながらも次第に叱ることや褒めることを学び、父親として成長していく。子供を愛することの生きがいを覚えた重三郎は、ある日、「浩太に兄弟ができたら喜ぶかもしれんな……」と誠子に相談する。

 昭和18年。鈴木家は、浩太(渡辺蒼さん)、節子(伊藤栞穂さん)、健作(石澤柊斗さん)、虎之助(原田敬太君)、トメ子(竹野谷咲ちゃん)の5人の子供たちを育てる大家族に。やがて、重三郎の助手・吉田史郎(竜星さん)にも召集令状が届くなど、戦争の影響が強くなっていき……という展開。

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