小栗旬:宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみと“濃密な関係”に… 「人間失格」特報公開

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」のティザービジュアル (C)2019 「人間失格」製作委員会
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映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」のティザービジュアル (C)2019 「人間失格」製作委員会

 俳優の小栗旬さん主演の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督、9月13日公開)のティザービジュアルと特報が22日、公開された。ティザービジュアルには、小栗さん演じる太宰治が、口元についた“赤い何か”を手の甲で拭う姿と、彼を愛した3人の女性を演じる宮沢りえさん、沢尻エリカさん、二階堂ふみさんの姿が収められており、「禁断の恋。ヤバい実話。」というコピーが添えられている。同作の劇中音楽を、仏パリを拠点とする音楽家・三宅純さんが手がけることも発表された。

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 特報は「人間は、恋と革命のために生まれてきた」という太宰の名言からスタート。太宰が「大丈夫。君は僕が好きだよ……」と女性らに甘い言葉をささやく姿や、愛人の太田静子(沢尻さん)に「赤ちゃんが欲しい」と笑顔で迫られる場面、もう一人の愛人である山崎富栄(二階堂さん)に「嘘つき!」と突き飛ばされる様子、正妻の津島美知子(宮沢さん)から「あなたはもっとすごいものが書ける!」と叫ばれ、執筆のために机に向かう鬼気迫る姿など、3人の女性それぞれとの濃密な関係が映し出される。

 映画は文豪・太宰治の遺作「人間失格」の実写化ではなく、太宰自身と3人の女性の目線から、実話を基にしたフィクション作品。ベストセラー作品を連発しつつも、正妻と2人の愛人という3人の女性と関係を持ち、愛人と川に身を投げた太宰の恋と生涯を、蜷川監督ならではの新解釈とビジュアルで描く。宮沢さんが太宰の正妻・津島美知子、沢尻さんが愛人で弟子でもある作家の太田静子、二階堂さんが太宰の愛人で最後の女・山崎富栄をそれぞれ演じる。

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