女優の木村文乃さん主演で25日に放送されるスペシャルドラマ「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」に、同局の宮澤智アナウンサー、三上真奈アナウンサー、新美有加アナウンサー、久慈暁子アナウンサーが出演することが16日、明らかになった。宮澤アナらは将軍・吉宗(大沢たかおさん)の女中を演じる。注目ポイントについて、宮澤アナは「上様に恋をしてうっとり見つめるなど、アナウンサーとしては普段出さない表情を頑張って表現したつもりですので、“恋する宮澤”の表情をくみ取っていただけたら」とアピールした。
ウナギノボリ
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三上アナと久慈アナは将軍が大奥に向かう際に通る廊下「御鈴(おすず)廊下」のシーン、宮澤アナと新美アナは御座の間での総触れ(将軍への謁見)のシーンにそれぞれ出演する。4人が豪華な着物を着た写真も公開された。
新美アナは着用した着物について「打ち掛けを羽織るのは初めてだったのですが、西陣織の打ち掛けと聞いて『もう、何もこぼせないな』と(笑い)。汗の一粒たりとも染みこませてはいけないと緊張して、さらに汗をかいてしまいました」とコメント。
三上アナは撮影を終えて、「監督から、首の角度について何度もダメ出しをされてしまいました。最終的に正解が分からないまま、撮影が終わってしまいました(笑い)。なかなか、お邪魔できる現場ではないので、今回本当に貴重な機会をいただいて幸せでした」と振り返った。久慈アナは「撮影の順番として、三上さんが先に演技をされていたので『こういうふうにやるんだ』と事前に学べたので助かりました(笑い)。頭の中でイメトレ(イメージトレーニング)しながら撮影に挑めました」と語っている。
「大奥」は、同局では2003年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以来、3本の連続ドラマ、6本の単発ドラマを放送。06年12月には映画が公開され、07年には舞台も上演された。若手俳優を起用したキャスティング、大胆に脚色されたストーリーなどが若い女性層からの支持を集めた。今作でシリーズ完結となる。
「大奥 最終章」は、幕府財政の再建を目的とした「享保の改革」を行い、「暴れん坊将軍」としても有名な徳川吉宗の時代が舞台。吉宗が歴代徳川将軍の中でも屈指の名君となった背景には、内助の功を貫き通した久免(くめ)の存在があった。ドラマでは、徳川家の基盤を立て直した吉宗のことを陰ながら支え続けた久免(木村さん)の半生を描く。行き場のない怒り、涙、憎悪、ねたみ、愛といった女性たちが抱く感情や心情のすべてを盛り込んで描いてきた「大奥」シリーズの集大成として、キャスト、脚本、衣装、スケール感などシリーズ最高のクオリティーで描く。
「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」は、25日午後8時~同10時54分に放送。
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