俳優の斎藤工さんが12日、東京都内で行われた、「ふんどし」普及に最も貢献した著名人に贈られる「ベストフンドシストアワード2018」の授賞式に出席。主演映画「麻雀放浪記 2020」(白石和彌監督、4月5日公開)ではふんどし姿で大暴れしており、ふんどし普及に貢献する期待感から、「期待の新人賞」を受賞した斎藤さんは、「授賞理由を今、初めて知りました」とコメントし、周囲を笑わせていた。
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斎藤さんは続けて、「今年、ふんどしとともに過ごすことを課せられたと思っています。『麻雀放浪記 2020』は試写を一切しない、トリッキーな宣伝方法なのに、ふんどしで活躍するって誰が確認したんだろうってクエスチョンもあります」と語り、「これは昭和のふんどし雀士、坊や哲が受賞したなと思っています」とアピールしていた。
映画は故・色川武大さんが阿佐田哲也のペンネームで発表した小説「麻雀放浪記」が原作で、“東京五輪”が中止となった2020年の未来が舞台。人口が減少し、労働はAI(人工知能)に取って代わられ、街には失業者と老人があふれていた。“戦後”からやってきた坊や哲は世界のあまりの変わりように驚がくする。そんな時、思わぬ状況で「麻雀(マージャン)」での死闘が繰り広げられる……という内容。
授賞式にはアイドルグループ「SUPER☆GiRLS」の元メンバーの浅川梨奈さん、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇さんも出席した。
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