米俳優のジョニー・デップさんがロンドンで14日(日本時間)、映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(デイビッド・イェーツ監督、23日公開)のロンドンプレミアに、主人公ニュートを演じるエディ・レッドメインさんらキャストとともに登場。レッドメインさんはデップさんとの共演について「僕にとって、彼と共演する一番大きなシーンは、最後に彼が魔法使いの集会で何千人もの前でスピーチをするシーン。大胆なパフォーマンスをすると同時に、誘惑的で魅力的なキャラクターを演じているんだ。俳優の視点として、ここに感動したね」と笑顔で話した。
ウナギノボリ
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映画は、「ハリー・ポッター」の新シリーズ「ファンタスティック・ビースト」の最新作。英国のホグワーツ魔法魔術学校に戻った魔法動物学者の主人公ニュート(レッドメインさん)が、捕らえられていた“黒い魔法使い”のグリンデルバルド(デップさん)が逃げ出したことを知り、ダンブルドアとタッグを組んで魔法動物(ビースト)たちと共にパリの魔法界へと向かう……というストーリー。
会場には「ファンタビ」をイメージした150メートルのネービーブルーのカーペットが敷かれ、約2500人ものファンが集結。デップさん、レッドメインさんのほか、キャサリン・ウォーターストンさん、ジュード・ロウさん、ダン・フォグラーさん、脚本を手がけたJ.K.ローリングさん、イェーツ監督らも登場した。
ロンドンプレミアについて、ロウさんは「僕のホームだよ。魔法ワールドのホームでもあるよね」と笑顔。「素晴らしい俳優と監督と、独創的な脚本家に囲まれて、これ以上の仲間はいないよ。彼らは魔法ワールドを愛して尊敬しているし、観客の意見に耳を傾けているしね。彼らが気に入ってくれることを祈っているよ」と語った。
フォグラーさんは、デップさんについて「ジョニーとの撮影はとても楽しかったよ」とにっこり。「彼は怖いよね、大きな目で、青白くて真剣な表情で。でもカメラが止まるとジョニー・デップなんだ。親しみやすくて、『ギターを聴きたいかい?』なんて言ったりしてね。コスチュームのまま、フルメークで、ギターでロックソングを弾いてくれたんだ」と笑いながら、撮影秘話を明かしていた。
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