千原ジュニア:主演映画初日の満席に歓喜 「空席が多いとキャンセルしようかなと…」

映画「ごっこ」の初日舞台あいさつに登場した(左から)熊澤尚人監督、千原ジュニアさん、平尾菜々花さん、川谷絵音さん
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映画「ごっこ」の初日舞台あいさつに登場した(左から)熊澤尚人監督、千原ジュニアさん、平尾菜々花さん、川谷絵音さん

 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニアさんが20日、東京都内で行われた主演映画「ごっこ」(熊澤尚人監督)の初日舞台あいさつに登場。司会者の「満席」という言葉に、ジュニアさんは「空席が多いとキャンセルしようかなと思ったんですけど、そういうこともなく」と笑顔で客席を見渡し、「朝から映画を見るって自分に置き換えると非常に大変なこと。こんなにたくさん、ありがとうございます」と感謝した。

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 映画は、故・小路啓之さんの同名マンガが原作。他人に知られてはいけない秘密を抱え、大阪のうらぶれた帽子店で同居する40歳目前でニートの城宮と5歳のヨヨ子の「ごっこ生活」のような不安定な生活が、ある事実によって突然崩壊してしまう……というヒューマンドラマ。舞台あいさつには、ジュニアさん、熊澤監督のほか、ヨヨ子を演じた平尾菜々花さん、主題歌を担当したロックバンド「Indigo la End」の川谷絵音さんも登場した。

 3年前に撮影した同映画が念願の公開を迎え、ジュニアさんは「3年前の寒い時期、くしくも川谷くんが世間を騒がせているときで。どっちもこっちも大変やなと言いながらやっていたのを覚えています」と話して川谷さんを困らせた一方、共演した平尾さんを「完全に、ただの天才です!」と絶賛した。

 また、同映画の撮影開始も、原作者の小路さんの命日も公開初日と同じ10月20日で、熊澤監督は「映画がお蔵入りになりそうな時に、先生が亡くなった。やっと先生に見てもらえるようになりました」と話すと、ジュニアさんも「原作者の奥さんから『旦那が喜んでいると思います』というお言葉をいただけたので、やったかいがあったなと思います」と感慨深げだった。

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