俳優の高橋一生さん主演の連続ドラマ「僕らは奇跡でできている」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第2話が16日に放送される。動物行動学を教える大学講師の相河一輝(高橋さん)は、水本育実(榮倉奈々さん)の歯科クリニックで「キッキッキッ」と音が出る古い水道の蛇口を発見。その音が鳥の鳴き声に似ていたことから、授業でフィールドワークに出かけることを思いつく。
ウナギノボリ
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育実は一輝に言われた「先生はウサギっぽい」「ウサギはカメを見下すために走る」という言葉が忘れられず、落ち着かない時間を過ごしていた。そんな中、歯科クリニックで出会った少年・宮本虹一(川口和空君)と公園で再会した一輝は、生き物に深い興味を示す虹一に、自分が山で調べている“ある謎”を打ち明ける。虹一は、一輝に親しみを感じるが、虹一の母・涼子(松本若菜さん)だけは、息子に近づく怪しい男を警戒していた。
迎えたフィールドワーク当日、山に到着した一行は、音を出して鳥を呼び寄せるバードコールを手に鳥との会話を試みるが、なかなかうまくいかない。そんな中、生徒の青山琴音(矢作穂香さん)は、子供のような無邪気さでフィールドワークを楽しむ一輝に胸の高鳴りを覚える。
育実は、けんかした恋人の鳥飼(和田琢磨さん)と仲直りしようと、自宅で手料理を振る舞おうとする。しかし、鳥飼を気遣ってついた小さなうそが、かえって鳥飼を傷つけ、距離を置かれてしまう。イライラが募る育実は、ある晩、ストレス解消のために一人で焼き肉を食べに行く。ヤケ食いとばかりに次々注文していると、そこへ一輝が現れる……。
「僕らは奇跡でできている」」は、ドラマ「僕の生きる道」シリーズや「フリーター、家を買う。」などの橋部敦子さんが脚本を手がけるオリジナル作。変わり者の大学講師・相河一輝が周囲の人間たちの「普通」や「常識」に変化を与えていく姿を描くハートフルコメディー。
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