この世界の片隅に:第7話 不発弾の爆発に巻き込まれたすず そして運命の日が…

連続ドラマ「この世界の片隅に」第7話の場面写真 (C)TBS
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連続ドラマ「この世界の片隅に」第7話の場面写真 (C)TBS

 こうの史代さんの名作マンガが原作の連続ドラマ「この世界の片隅に」(TBS系、日曜午後9時)の第7話が2日放送される。不発弾の爆発に巻き込まれたすず(松本穂香さん)。今度は呉中が空襲に遭い、北條家の周辺も焼夷(しょうい)弾の被害に。そして昭和20(1945)年の夏、運命の日がやってくる……。

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 全身包帯だらけとなり、北條家で目を覚ましたすず。体は動かず、まだ夢を見ているようだが、しばらく時間がたち、状況を理解する。径子(尾野真千子さん)は、意識を取り戻したすずを罵倒するが、一方では、隣保会館で会った幸子(伊藤沙莉さん)と志野(土村芳さん)にすずの精神的なケアを頼む。サン(伊藤蘭さん)もまた、径子の言葉は本意ではないとすずに謝る。

 そんな中、戦局の変化で訓練が中止になった周作(松坂桃李さん)が家に帰ってくる。周作はすずを労うが、夫の顔を見て緊張がゆるんだすずは倒れてしまう。

 「この世界の片隅に」は、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞した。戦時中、呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争激化で崩れていく様子が描かれた。コミックスの累計発行部数は130万部を突破し、片渕須直監督の手がけた劇場版アニメ(16年公開)はロングヒットを記録した。

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