dele:第4話 依頼人はRAD野田洋次郎 元サイコメトラーの最期の思いは…

連続ドラマ「dele」第4話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「dele」第4話の一場面=テレビ朝日提供

 俳優の山田孝之さんと菅田将暉さんがダブル主演の連続ドラマ「dele(ディーリー)」(テレビ朝日系、毎週金曜)の第4話が17日放送される。依頼人の死後、デジタル遺品を内密に消去する仕事をしている圭司(山田さん)と相棒・祐太郎(菅田さん)の今回の依頼人は、ロックバンド「RADWIMPS(ラッドウインプス)」(RAD)の野田洋次郎さんが演じる日暮裕司。日暮は、かつて天才超能力少年としてもてはやされたサイコメトラー(物に残る人の思念を読み取れる超能力者)で、圭司も心酔していた人物だった。17日午後11時45分に放送(一部地域を除く)。

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 「dele. LIFE」にPDFファイルの死後削除を依頼していた日暮から、圭司らの元に「人は二度死ぬと言う」「呪われた力を持った僕」といった不可解なフレーズに満ちたメールが届く。日暮の死亡確認に向かった圭司と祐太郎は、色鉛筆を手に絶命している日暮を発見。遺体の下から描きかけの風景画と女性の古写真を発見した圭司は、25年前に日暮がある少女の依頼で、失踪した母親の居場所を霊視しようとするも失敗し、世間から猛烈なバッシングを受けてメディアから姿を消したという過去を話す。その哀れな境遇に同情した2人は、日暮の最期の思いをひもとこうとする。

 ドラマは、所有者の死後にパソコンやスマートフォンに残されたデータ「デジタル遺品」がテーマ。依頼人の依頼を受け、死後に不都合なデジタル記録を全て内密に抹消する仕事をしている坂上圭司と、フリーランスの何でも屋で、ひょんなことから圭司の仕事を手伝うようになる真柴祐太郎を主人公に、デジタル遺品を巡る1話完結型の人間ドラマが描かれる。

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