細田守監督:獣キャラ使う理由は… 展示会で思い明かす

「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」の開会式に登場した細田守監督(手前)
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「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」の開会式に登場した細田守監督(手前)

 公開中の劇場版アニメ「未来のミライ」の細田守監督が24日、東京ドームシティのGallery AaMo(東京都文京区)で開かれた展示会「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 」の開会式に登場。展示会オフィシャルサポーターを務めるダンス・ボーカルユニット「超特急」のリョウガさんから「作品に獣のキャラクターを入れる理由は?」と聞かれた細田監督は「僕が子供のころ見たディズニーや東映のアニメは、子供や動物が出ていた。でも最近のアニメは出ないので、小さい子や動物が楽しくわいわいしているアニメを見せたい」と説明し、「獣要素にも目覚めて」と呼びかけた。

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 開会式には「超特急」の6人全員が登場。「もし超特急のメンバーを声優で使うなら?」と聞かれた細田監督は「うち(歴代5作品)のヒロインと(超特急を)並べると、(各ヒロインに)恋人がいるような……。恋愛ものだとすてきな気がします」と話した。メンバーは大喜びし「1人余るけれど……」「次回作を入れたら6人になる!」と盛り上がっていた。

 「未来のミライ」は、生まれた妹に両親の愛を奪われた甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれて時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。「未来のミライ展」は、原画や背景画、体感型展示などを駆使して作品の世界を再現。「時をかける少女」や「サマーウォーズ」など細田監督の過去作品も展示して、25日から同所で開催される。9月17日まで。

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