永野芽郁さん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」は、28日から第9週「会いたい!」に突入し、古畑星夏さん演じる“弓道美少女”の伊藤清(さや)が満を持して再登場する。清は、律(佐藤健さん)が高校時代に運命を感じた他校の女子生徒。演じる古畑さんは「清は少し謎めいた子。今までの朝ドラには出てこなかった“魔性の女”タイプ」と説明しており、ヒロインの鈴愛(すずめ、永野さん)と“マアくん”こと正人(中村倫也さん)を含めた4人の恋愛模様が一気に加速しそうだ。
ウナギノボリ
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清は、4月17日放送の第14回に初登場し、弓道の的と一緒に律のハートをも射抜いた美少女だ。登場シーンはわずかながら、女性ファッション誌「ViVi(ヴィヴィ)」(講談社)の専属モデルとしても活躍する古畑さんの、凜(りん)とした美しさが大きな反響を呼び、視聴者からは再登場を期待する声が数多く上がっていた。
清は律と東京の大学で運命の再会を果たすも、彼女の存在は幼なじみの鈴愛と律の絆に大きな影を落としていく……といわれている。古畑さんは「回を重ねるにつれ、鈴愛と律との関係がどんどん面白くなっていくので、最後までやり遂げたいです。朝ドラの概念をひっくり返せる存在になれれば」と意気込んでいる。
一方で鈴愛は、“マアくん”こと正人との距離がここからさらに近づくといい、制作統括の勝田夏子さんも「三角関係なのか四角関係なのか……。(脚本の)北川悦吏子さんのある種、容赦ない筆致といいますか、子供のころ、無邪気に糸電話で呼び合っていた2人(鈴愛と律)では、いつまでもいられないという感じになっていく」と予告する。
また、正人についても「一見ふわっとしているんですけど、すごく残酷なところがある男の子として描いている」と意味深な発言をしており、マンガ家修業の裏で繰り広げる鈴愛に正人、律と清の恋愛模様の行方に注目だ。
「半分、青い。」は、大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系、1996年)などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川さんのオリジナル作品。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げるまでの物語。
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