アイドルグループ「ジャニーズWEST」の小瀧望さんが、6月に放送される特別ドラマ「68歳の新入社員」(関西テレビ・フジテレビ系)に出演することが16日、分かった。ドラマは、高畑充希さんと草刈正雄さんのダブル主演作で、小瀧さんは、高畑さん演じる工藤繭子と同い年で同居中の恋人・小野諒を演じる。小瀧さんと高畑さんは今作が初共演となる。
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小瀧さん演じる諒は、自宅の1階でカフェを営むかたわら、オブジェなどを作る芸術活動もしている“癒やし系男子”。しかも、何をしても周りから許されてしまう“憎めない系男子”で、とにかく優しく、料理も上手で、夕食を作って繭子の帰宅を待つこともしばしば……というキャラクター。
初共演となる高畑さんの印象について、小瀧さんは「前からお芝居がすごくすてきな方だなって思っていたので、間近で見られてありがたいですね。強弱とかトーンとか、せりふの間とか、盗めたらなと思って見ています」とコメント。演じる諒の見どころについては「リアル彼氏感」といい、「今までと全然違った役どころで、まだ演じたことがなかった役ですね。こんなナチュラルな役をやったことがなかったんで、すごく新鮮に楽しんで演じることができました」と振り返っている。
高畑さんは、小瀧さんについて「甘い顔立ちと声が諒君にぴったりで、優しくて優しすぎてちょっぴり頼りない、今の働く女性の理想の彼氏を体現してくれていました。2人のシーンも多かったですが、楽しく撮影できました」とコメントしている。
ドラマには、草刈さん演じる仁井本和夫の妻・文子役として、原田美枝子さんが出演することも発表された。原田さんと草刈さんの共演は約40年ぶりといい、原田さんは「懐かしさと年を経て再会した楽しさがありました」と話し、演じる文子については「思ったことを何でも口にしてしまう奥さんですが、愛情も深く、楽しんでいただけるのではないでしょうか」と語っている。
ドラマは、NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」などの岡田惠和さんが脚本を手がけたオリジナル作品で、和菓子会社「羊堂本舗」が舞台。羊堂本舗は新たな客層をつかむため、新規事業開発に乗り出すことに。そのリーダーを務めるのが28歳の工藤繭子で、他社からヘッドハンティングされてきた繭子は新規事業開発の難しさに悪戦苦闘し、社内のプレッシャーにもさいなまれていた。そんなある日、“新入社員”の仁井本和夫が、突然、繭子の部下として配属される。繭子は仁井本が自分より40歳も年上だと知り、あぜんとして、怒りすら覚えてしまう。指導役を引き受けた繭子だが、スマホを持たず、タブレットも知らない仁井本に、途方に暮れる……というストーリー。
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