永野芽郁さん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」に、佐藤健さん扮(ふん)する萩尾律が運命を感じる美少女・伊藤清役で出演中の古畑星夏さんが話題だ。第14回(17日放送)で他校の弓道少女として初登場。的と一緒に律のハートを射抜くような描写もあり、その凜(りん)とした美少女ぶりでネットをにぎわせている。果たして古畑さんとはどんな女優なのか……。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
古畑さんは1996年7月8日生まれ、東京都出身の21歳。女性ファッション誌「ViVi(ヴィヴィ)」(講談社)の専属モデルで、昨年「人狼ゲーム ラヴァーズ」で映画初主演を果たすと「咲-Saki-」「一週間フレンズ。」「銀魂」「東京喰種トーキョーグール」に次々出演と、近年は女優として頭角を現している。
ViViモデル以前には、2009年から約4年間、ローティーン向けファッション雑誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)、13~17年に女子中高生に絶大な人気を誇るティーン向けファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデルを務め、「半分、青い。」のヒロイン永野さんにとっては“ニコモ”“STモデル”の先輩にあたる。
また、16年4月から17年3月まで日本テレビのスポーツ番組「Going!Sports&News」に日曜お天気キャスターとしてレギュラー出演していた、“元お天気お姉さん”だ。
古畑さんは今回が朝ドラ初出演。演じる清は、律(佐藤さん)と上京後に大学のキャンパスで再会し、急速に接近するという役どころ。清の存在は鈴愛(永野さん)と律との絆に大きな影と落としていくといい、古畑さんも「清は少し謎めいた子。今までの朝ドラには出てこなかった“魔性の女”タイプ」と説明している。「東京・胸騒ぎ編」での再登場にも注目だ。
「半分、青い。」は、大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系、1996年)などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川悦吏子さんのオリジナル作品。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げるまでの物語。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。
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