お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーさんと安藤なつさんが、人気SF怪獣映画の続編「パシフィック・リム:アップライジング」(スティーブン・S・デナイト監督)に声優として出演することが5日、明らかになった。カズレーザーさんは人類を守る巨大兵器“イェーガー”のうちの一体、安藤さんは凶暴な巨大生物“KAIJU”から逃げまどう一般市民の声を演じる。同日、東京都内で公開アフレコを行ったカズレーザーさんは、自身の役について「せりふも少なくて、変にタレントが吹き替えやってたたかれることも少ない、あまり前に出ないタイプの……」と冗談めかして説明し、笑いを誘った。
ウナギノボリ
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公開アフレコでは、カズレーザーさんは途中で「あっ違う」などと失敗する姿も見せたが、終了後には「本編では『あっ違う』が入ってなければいいですね。あそこ以外は完璧でした」と手応えを明かしてにっこり。ただ、「(あとから)本編を見て、別の人に代わっていても文句はありません」とも語り、場を笑わせた。同じく公開アフレコで逃げまどう市民の役を演じた安藤さんは、「いろんな人々の声ができたかな、と」と満足げに語っていた。
また、カズレーザーさんは、イェーガーがヒーロー的存在であることに絡めて、自身のヒーローを聞かれると、「やっぱり現代の日本を代表するヒーロー、サンシャイン池崎さんですかね」と即答。その理由について「ずっと全力でやることとか、弱みをみせないとか。あと、ウルトラマンとか何言ってるか分からないじゃないですか。シュワっとか。あの人も何言ってるか分からない」と冗談交じりに説明し、「ほんとヒーローだと思いますね。尊敬しています」と語った。
「パシフィック・リム」は、人類が未知の巨大生命体に人型巨大ロボットで立ち向かう姿を描いたSF映画で、2013年に公開された。続編は、前作から数年が経過し平穏が戻った地球が舞台。進化を遂げたKAIJUが再び現れたほか、謎の黒いイェーガー“オブシディアン・フューリー”が出現し、人類を守るはずのイェーガー同士の激しい戦いが発生する……というストーリー。前作に出演した森マコ役の菊地凛子さんやニュートン博士役のチャーリー・デイさんらが引き続き登場するほか、俳優の新田真剣佑さんも出演する。4月13日に公開。
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