昨年に配信が始まり、日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット」のコスプレでも人気となったスマートフォン用ゲーム「アズールレーン(アズレン)」。ゲームファンの間でも人気とはいうものの、どんなゲームなのでしょう。かつて「艦隊これくしょん-艦これ-」に熱中した経験のあるおじさんゲーマーが実際に体験してみました。(毎週火、木、土、日曜掲載)
ウナギノボリ
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「もういくつ寝るとお正月♪」と口ずさみそうです。アズレンでは新しい期間限定イベントが始まったのですが、中国の正月「春節」に合わせているのですね。「第3章」の最終ステージ「3-4」の「加賀掘り」に行き詰まりそうだったので、ナイスタイミングでした。「おえかき」があったり、ミニゲーム?があったり、お祭り騒ぎの感じが出ています。ロードするときに表示される新しいイラストも本当に鮮やかで、中国のテイストたっぷり。これだけで楽しめますね。
アズレンを遊んでいて感じたのは、今回の「春節」イベントもそうなんですが、日本のゲームではお目にかかれない雰囲気だということです。キャラのデザインは日本人好みなのですが、メインストーリーでは、日本の艦艇が敵として登場するのを見ると、海外のゲームなんだな……と実感します。個人的には、そこが新鮮に感じるのですが、こればかりは人によって変わると思います。
中国は、おじさんも足を運んだことがあるのですが、一言でいえばダイナミックです。「すぐ着く」と言われたのに自動車で1時間以上かかったり、町の周囲が高~い城壁で囲まれていたり、主要道路の歩道の幅が数十メートルあって車道と勘違いしたりもしました(汗)。同じ東アジアの文化圏なのに、ものの見方や違いに驚いたのを覚えています。海外旅行は、お金の問題もあるのでなかなか大変ですが、アズレンなら(課金しなければ)無料で中国の“息吹”を気軽に感じ取れるわけです。大げさですが、日本でこれだけ人気になれば、ゲーム自体が“親善大使”の役割を果たしているとも言えるかもしれません。
ともあれ「加賀掘り」は、期間イベントもありますので、少しペースダウンしています。現在は60回を超えたところですが、当然新キャラはドロップしていません。ですが「春節」イベントのアイテム集めも兼ねられるため、楽しく遊んでいます。今回の期間限定イベントでは中国の艦艇が出るので、そちらもぜひ集めたいですね。
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アズールレーンは、英戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」や日本の駆逐艦「綾波」など美少女キャラに擬人化された艦艇が登場、最大6隻の艦隊を編成してプレーヤーが操作をして敵艦隊を倒す……というシューティングRPG。アクションが苦手な人でも楽しめるよう自動操作の機能もある。基本利用料無料のアイテム課金。
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