モデルで女優の中条あやみさんが25日、東京都内で行われた主演映画「覆面系ノイズ」(三木康一郎監督)の初日舞台あいさつに登場。ちょうど1年前のこの日に、共演の真野恵里菜さんとジョギングのシーンを撮影していたと明かした中条さんは、そのシーンで監督に怒られたというエピソードを告白。「何も指示を受けてなくて、でも監督がいらっしゃって『とりあえず走ってみようか』って。スピード感も分からなかったので、走り終わったあと私だけ呼び出されて、『お前ちゃんと走れー!』みたいな……。私にだけ、めっちゃ怖くて」と苦笑いで振り返っていた。
ウナギノボリ
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歌が大好きな女子高生・ニノを演じた中条さんは「今日を迎えて、きっと卒業式の日のお母さんってこんな気分なんだろうなって(笑い)。そういう感情になっていて……。こんなにたくさんの人に見ていただけるのがうれしいです」とコメント。怒られたジョギングのシーンについては「あまり真野ちゃんとのシーンは多くなかったけど、ジョギングのシーンはニノと(真野さん演じる)ミオウの友情が描かれている数少ないシーンで、私もお気に入りで。いい意味でのライバルとの友情。すてきだなと思ったのを覚えています」と語った。
舞台あいさつでは、出演者が“今だから言える本音”を暴露し合う企画も実施。磯村勇斗さんが杉野遥亮さんへの本音として、「現場で杉野くんは女っぽいところがあるんですよ。おねえの役なのでそれを意識してなのか、本人がおねえなのか、今日ここで確かめたい」と冗談交じりに言うと、中条さんが「実は私も思ってました」といい、真野さんも「女子力高いな、とは(思っていた)」と同調して場を沸かせる一幕も。杉野さんは「ニュートラルな人なんですけど」と笑いながら否定していた。
映画は、「花とゆめ」(白泉社)で2013年から連載中の福山リョウコさんのマンガが原作。ニノは幼いころ、幼なじみで初恋相手のモモ(小関さん)、曲作りをする少年ユズ(志尊さん)の2人との出会いと別れを経験していた。高校生になったニノは、曲作りをするようになっていた2人と再会を果たす……というストーリー。舞台あいさつには中条さん、志尊淳さん、小関裕太さん、真野さん、磯村さん、杉野さん、三木監督が出席した。
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