俳優の生田斗真さんと女優の広瀬すずさんが高校教師と女子高生に扮(ふん)し、ピュアなラブストーリーを繰り広げる映画「先生!、、、好きになってもいいですか?」(三木孝浩監督)が、28日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほかで公開される。現実社会で教師と生徒の恋愛というと眉をひそめられるが、広瀬さん演じるヒロイン響のひたむきな恋心と、その気持ちに真剣に向き合おうとする生田さん演じる伊藤先生の姿は爽やかそのもの。それもこれも、愛らしい広瀬さんと、清潔感あふれる生田さんという理想的なカップリング、そして、三木監督の透明感ある映像のお陰だろう。
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原作は、累計発行部数570万部を突破している河原和音さんの少女マンガ「先生!」。高校2年の島田響(広瀬さん)は、親友の千草恵(森川葵さん)に頼まれ、恵が好意を寄せる数学の教師、関矢正人(中村倫也さん)宛てのラブレターを、間違って世界史の教師の伊藤貢作(生田さん)の下駄箱に入れてしまう。ラブレターを取り戻しに伊藤の元へ向かった響は、普段は見せない伊藤の優しさとユーモアに触れ、胸の高鳴りを覚える。やがて、伊藤への募る思いが恋心だと自覚した響は、伊藤に気持ちを伝えるが……というストーリー。ほかに比嘉愛未さん、竜星涼さん、健太郎さんらが出演している。
細いフレームの眼鏡をクイッと持ち上げる指先や、ズボンからシャツを微妙にはみ出させたきゃしゃな体つきなど、生田さんの醸し出す気だるい大人の色気に心をくすぐられた。
広瀬さんは、あごのラインが強調されるヘアスタイルがはかなげな雰囲気を際立たせ、伊藤でなくても守ってあげたくなるほどのルックスだ。手作りのウエディングドレスに白い上履き姿の響が、伊藤のいる屋上へ走るシーンとその後の展開には、胸キュンどころか心臓ドキドキで、すっかり心を奪われた。
とはいえ、キュンキュン、キラキラだけの映画ではない。人を好きになることの素晴らしさと難しさにも気付かされる。伊藤への募る思いをいちずにぶつける響と、その思いに戸惑いながらも真摯(しんし)に向き合う伊藤を見ながら、響ではないが「どうして先生を好きになっちゃいけないの?」と考え込まずにいられなかった。(りんたいこ/フリーライター)
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