蒼井優:櫻井翔と「ハチクロ」以来の共演「好かれる理由が分かる」

ドラマ「先に生まれただけの僕」の会見に登場した蒼井優さん
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ドラマ「先に生まれただけの僕」の会見に登場した蒼井優さん

 女優の蒼井優さんが4日、10月スタートの連続ドラマ「先に生まれただけの僕」(日本テレビ系)の第1話試写会後の会見に、主演の櫻井翔さんらとともに登場した。高校が舞台の今作で教師を演じた蒼井さんは、櫻井さんについて「(撮影現場で)生徒役の子たちが褒めてほしいタイミングで褒めるのがすごい。櫻井さんがみんなに好かれる理由が分かる」と絶賛。それに対し、櫻井さんは「僕も優ちゃんも、大人になったんだなって。(若い子に)声をかけたくなる年になったんだなと。前の作品の時は、2人で美大生だったんで……」と、以前共演した映画「ハチミチとクローバー(ハチクロ)」(2006年)を振り返っていた。

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 さらに、「次に2人で共演をするならどんな役がいいか?」と聞かれ、櫻井さんは「最初は(「ハチクロ」では)僕の片思いから始まってるんで、夫婦がいいですかね」と回答。一方、蒼井さんは「私が先生で、(櫻井さんは)夜間学校の生徒。櫻井くんのキリっとした顔もいいんですけど、私、困った顔もいいなって。ちょっと情けない役を、どうしようもない役を見てみたい」と語った。

 また、櫻井さんは撮影中に高校生のトレンドとなっている「ハンドスピナー」を購入したエピソードを語った。使い方が分からず、蒼井さんに「優ちゃん、使い方が分からないから高校生に聞いて」と言うと、「それは自分で聞きなさいよ」と拒否されたことを明かし、「高校生がいろいろな遊び方を教えてくれて感動した」と話し、笑いを誘っていた。

 「先に生まれただけの僕」は、「龍馬伝」「海猿」「ガリレオ」などで知られる福田靖さんが脚本を手がけ、「Mother」「ゆとりですがなにか」の水田伸生さんが演出を担当。民間企業が経営し、不採算部門とされた私立京明館高校を舞台に、学校の経営を立て直すため、大手総合商社「樫松物産」の商社マン・鳴海(櫻井さん)が送り込まれ、教育現場を全く知らない鳴海は、突然の「校長」という立場と、これまでのビジネスの常識とはかけ離れた「学校」という現場の実態に困惑する……というストーリー。蒼井さん、瀬戸康史さん、井川遥さん、風間杜夫さん、高嶋政伸さんも出演する。10月14日スタートで、毎週土曜午後10時に放送。初回は14分拡大。

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