リドリー・スコット監督が手がけたSF映画「プロメテウス」(2012年)のその後が描かれた特別映像が22日、公開された。特別映像では「プロメテウス」と公開中の映画「エイリアン:コヴェナント」(リドリー・スコット監督)との間の空白の10年に何があったのかが描かれている。
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「プロメテウス」では、プロメテウス号の唯一の生存者となったエリザベス・ショウ博士(ナオミ・ラパスさん)が、アンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダーさん)の頭部を回収し、ほかの巨大宇宙船を起動して、エンジニアの母星に旅立った。
今回公開された特別映像ではその後の様子が描かれる。ショウ博士によって修復されたデヴィッドが「これほど深い思いやりを人間から受けたのは初めてだった」と明かす様子や、エンジニアの星とみられる場所を前に「見るがいい。私の業を。そして絶望を」と意味深に語る姿などが映し出される。
ファスベンダーさんは「エイリアン:コヴェナント」にも出演しており、同映画について「『プロメテウス』と地続きの世界にある作品であることは間違いない。ただ一つ言えることは『プロメテウス』では“エンジニア”が紹介され、重要視されたが、本作(『エイリアン:コヴェナント』)では彼らの出番はそれほど多くない。本作は『エイリアン』の方に近いかもしれない。しかも、始まるとすぐに容赦なしだからね」とコメントしている。
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