俳優の神木隆之介さんが、国立新美術館(東京都港区)で11月11日~12月18日に開催される美術展「新海誠展 ー『ほしのこえ』から『君の名は。』までー」の音声ガイドを務めることが7日、分かった。同日開催された美術展の発表会で明らかになった。神木さんは、新海誠監督が手がけた大ヒット劇場版アニメ「君の名は。」(2016年公開)で主人公の立花瀧を演じており、発表会に出席した新海監督は「(展示された)僕の作品をどのように解説してくれるのか、僕も楽しみです」と期待していた。
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同展は、同所で初めてとなる現役アニメーション映画監督の展覧会で、02年にデビューした新海監督のデビュー15周年を記念して開催。デビュー作の短編アニメーション「ほしのこえ」のほか、「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」「星を追う子ども」「言の葉の庭」「君の名は。」などの作品の企画書や絵コンテ、映像資料、造形物など約1000点を展示するほか、作品の上映会、フォトスポットの設置、「君の名は。」に登場するカフェの再現などがある。料金は一般1600円、大学生は1200円、高校生は800円。
新海監督は「国立の美術館で展示をやらせてもらい、大変、光栄に思います。展覧会を通して、自分自身の発見ができるのかも」と笑顔を見せながら、「現役で初といわれるとうれしいと同時に居心地の悪さを感じます。アニメーションはスタッフたちの共同製作なので」と恐縮していた。
同展は、今年6月から静岡、長野でも実施されており、11月から同所で開催。来年1月3日から北海道、7月から福岡でも開かれる。
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