話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、「ロウきゅーぶ!」の蒼山サグさんのライトノベルが原作の「天使の3P(スリーピース)!」です。バーナムスタジオの里見哲朗プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
――作品の概要と魅力は?
原作者の蒼山先生といえば、実は小学生以外にも興味のあるものがあって、それがバスケと音楽です。もしかしたら他にもあるのかもしれませんが聞いたことがありません。前作「ロウきゅーぶ!」でバスケ(と小学生)を描いたように、今回は真正面から音楽(と小学生)に挑んでいます。音楽に打ち込む(小学生の)キャラクターを通して、音楽(と小学生)の素晴らしさを皆さまにお伝えするべく、スタッフ一同頑張っています。
――アニメにするときに心がけたことは?
題材こそ音楽でありつつも「スポ根もの」のつもりで作っています。魅力的なキャラクターであることと、そのキャラクターたちが打ち込むにふさわしい音楽であること。この二つに徹底的にこだわっています。楽曲制作はもとより本編中の会話や、楽器やディスプレーの描き方、リアルな効果音まで、脚本会議の段階から蒼山先生と脚本の雑破(業)さんを中心にロックは死んだとか、死んでないとか、あれやこれや議論しつつ、完成したフィルムにたどり着いています。
――作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは?
楽器のロゴなんかをご覧になると、その片りんがうかがえると思うのですが、アニメは全て人が描いたファンタジーなのですけど、リアルであることも必要で、そのバランス感覚というか、さじ加減がとても難しかったです。作画面では、演奏シーンはスポーツ以上に現場のスタッフに負荷がかかりますね。とても大変そうです。あと、小学生ですね、難しかったのは。それだけに第1話のアフレコでの達成感はとても大きかったです(いわゆるオールカラーだったので)。
――今後の見どころを教えてください。
「音楽を通して居場所を見つける物語」というとありがちに感じるかも。でもそれは普遍的な青春でもあります。これからいくつかのイベントを通じて潤たちにとって響が必要であったように、響にとっても女の子たちが、かけがえのない存在になっていきます。そして、その周囲にはいつも音楽が鳴っています。これは大きな物語ではありません。むしろ小さな小さなお話。そうです、ちょっと問題があるぐらい小さいです。
――ファンへ一言お願いします。
すでにご覧になった皆さん、胸を張って「ひたむきに音楽に打ち込む王道の青春アニメ」として「天使の3P!」を友達みんなに広めていきましょう。
里見哲朗 バーナムスタジオ
人気アニメ「プリキュア」シリーズの第21弾「わんだふるぷりきゅあ!」の第14話「まゆ、はじめてのお泊り」が、ABCテレビ・テレビ朝日系で5月5日午前8時半に放送される。
青山剛昌さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「名探偵コナン」(読売テレビ・日本テレビ系、土曜午後6時)の第1122話「張り込み3」が、5月4日に放送される。
歌手の森口博子さんの“大人のためのアニソンカバーアルバム”をコンセプトとしたアルバム第2弾「ANISON COVERS 2」が、森口さんのデビュー記念日である8月7日に発売される…
吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」のABEMAの特番「鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-」が、5月4日午後1時25分から公開生配信される…
スーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)のバクアゲ10(第10話)「ウキウキなミッション」が、5月5日に放送される。