上白石萌音:主演ドラマで有明海の“ガタ”に悪戦苦闘 「命の危険も感じながら……」

ドラマ「ガタの国から」の完成試写会に登場した上白石萌音さん
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ドラマ「ガタの国から」の完成試写会に登場した上白石萌音さん

 女優の上白石萌音さんが29日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われた、自身が主演を務める佐賀発地域ドラマ「ガタの国から」の完成試写会と会見に出席した。

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 ドラマで有明海の干潟(ガタ)に入ったという上白石さんは、「(干潟の泥に)足を本当に持って行かれて、どんどん沈んでいって、足を抜こうとした時に股関節がバキッて音がしまして。ちょっと命の危険も感じながら……」と“ガタ”での撮影について明かし、「でも、本当に泥が肌によくて、(佐賀の)温泉と泥で全身がつるぴかになりました。小さい頃、泥だらけになった記憶がよみがえったような気がして、無邪気な気持ちで楽しめました」と振り返っていた。

 また、会見には共演の甲本雅裕さん、有森也実さんも同席。甲本さんもガタには苦戦したといい、「干潟は気をつけてください。飛び込むと足が抜けなくなって動けなくなるので。僕は思いっきり飛び込んだら、そこから動けなくなって……」とコメント。ガタでの撮影がなかったという有森さんは「私も入りたかった」とうらやましがっていた。

 「ガタの国から」は、NHK佐賀放送局が制作した「タイ」と「佐賀」を結ぶ国際ドラマ。有明海の干潟が広がる鹿島市や、「美肌の湯」で有名な嬉野温泉がある嬉野市を舞台に、日本の女子高生・片瀬未来(上白石さん)と、タイのアイドル・サムット(ティティ・マハーヨーターラックさん)が偶然出会い、心を通わせていく……という内容。脚本を「半沢直樹」「下町ロケット」などの八津弘幸さん、音楽を「チーム・バチスタ」シリーズなどの羽岡佳さんが担当する。7月19日午後10時からNHK・BSプレミアで放送。

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