吉柳咲良:10代目ピーターパンに共演者“太鼓判” 神田沙也加「説得力あった」

「ピーターパン」の製作発表会見に出席した吉柳咲良さん
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「ピーターパン」の製作発表会見に出席した吉柳咲良さん

 2016年のホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲得した吉柳咲良さん(13)がミュージカル「ピーターパン」で10代目ピーターパンとして主演を務めることになり、29日、東京都内で行われた製作発表会見に出席した。史上最年少の13歳でピーターパンを演じる吉柳さんは、「実年齢がピーターと近いので、13歳にしかできないピーターパンを頑張って、『あ、ピーターパンがいる!』って小さい子が思って、夢を持てるようにかっこいいピーターを目指していこうと思います」と意気込んだ。

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 会見にはフック船長役の鶴見辰吾さん、ウェンディ役の神田沙也加さんらも出席。鶴見さんはデビューが吉柳さんと同じ13歳だったことを明かし、「(自分は)こんなにしっかりしてませんでしたので、咲良は少なくとも私を越えていくだろうなと思います」とコメント。また神田さんは「けいこ前からまっすぐな目といでたちで『あ、ピーターパンだな』という説得力がありましたので、逆に安心して『教えてください』という感じです」と存在感を絶賛していた。

 また、今回6年ぶりにウェンディ役を務める神田さんは、「カムバックは全然予想していなかったのでびっくりしました。とても思い入れのある作品ですし、役でしたので、そんな役を新たな装いでやらせていただけるのがすごくうれしい」と喜びを語っていた。

 同ミュージカルは、1981年から毎年上演されており、これまで榊原郁恵さんや宮地真緒さん、高畑充希さんらがピーターパンを演じてきた。今回は、「手紙」「ジャージー・ボーイズ」などの藤田俊太郎さんが演出を担当する。7月24日~8月3日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で上演。

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