注目映画紹介:「ピーチガール」山本美月&Hey! Say! JUMP伊野尾W主演 事件も胸キュンも次々に起きる恋物語

映画「ピーチガール」のメインビジュアル (C)2017「ピーチガール」製作委員会
1 / 4
映画「ピーチガール」のメインビジュアル (C)2017「ピーチガール」製作委員会

 モデルで女優の山本美月さんとアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の伊野尾慧(いのお・けい)さんのダブル主演映画「ピーチガール」(神徳幸治監督)が20日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで公開される。上田美和さんが「別冊フレンド」(講談社)で連載したマンガが原作。見た目は派手だが超ピュアな女子高生を中心に巻き起こる恋愛物語を描く。「5分に1度、恋の事件が巻き起こる」をテーマに、スピーディーで先の読めない展開で感情を揺さぶられる。

ウナギノボリ

 女子高生の安達もも(山本さん)は、元水泳部員。日焼けした黒い肌や塩素で色が抜けた赤い髪というギャル風の外見のせいで、周囲から誤解されているが、実は中学時代からの同級生のとーじ(真剣佑さん)をいちずに思い続けるほど純真だった。しかし、学校一のモテ男、カイリ(伊野尾さん)とキスをしたといううわさが突然流れ……というストーリー。永野芽郁さん、本仮屋ユイカさんらも出演している。

 山本さん、伊野尾さん、真剣佑さん、永野芽郁さんの4人のキャラクターのイメージが原作とぴったり。テンポよく進むストーリーは見応えがある。特に見た目は天使だが中身は小悪魔という沙絵を演じる永野さんがはまり役。ちょっと怖さを感じるも、クライマックスでは意外な行動で驚かせてくれる。恋愛ものながら笑いの要素もかなりあり、笑いながらも、ももととーじが部屋の中で真剣に見つめ合ったり、とーじがももを抱き締めたりなど胸キュン必至なシーンも次々と出てきて、ドキドキさせられる。(遠藤政樹/フリーライター)

写真を見る全 4 枚

映画 最新記事