1980年代を中心に人気を集めたラブコメディーマンガ「まいっちんぐマチコ先生」で知られるマンガ家のえびはら武司さんが3日、書泉グランデ(東京都千代田区)で書籍「藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編」(竹書房)の発売を記念してトークショーを行った。えびはらさんは、「まいっちんぐマチコ先生」のヒロインで女性教師の麻衣マチコのモデルについて「宮崎美子さんの体、顔は大場久美子さん。あとはアグネス・ラムさんなど当時の人気のあった女性の寄せ集めです。担当編集の好みもあって、スリーサイズは担当の奥さんのサイズだった」と明かした。
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また、マチコ先生のトレードマークの「まいっちんぐポーズ」については、「アニメ化された時にインパクトが必要となって、モデルの人にいろいろとポーズをとってもらって、みんなで決めました。僕一人のオリジナルではないんですよ」と語った。
「藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編」は、藤子不二雄のアシスタントだったえびはらさんが「オバケのQ太郎は落語がヒントになって生まれたキャラクターだった」「ドラミちゃんは当初、妹ではなくドラえもんの恋人設定だった」など名作の裏話を明かした書籍。価格は1300円(税抜き)。
えびはらさんは、師匠の藤子・F・不二雄さんについて「無口でしたね。だんだん、しゃべらないといけないポジションになったので、しゃべる人になりましたが。マンガが描くのが楽しくてしょうがない人でした」と振り返っていた。
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