荒木飛呂彦さんの大人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の原画展「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町2017」が、荒木さんの出身地である仙台市の文化施設「せんだいメディアテーク」(青葉区)で8月12日~9月10日に開催される。大規模な原画展は2012年に仙台と東京で開催されて以来、約5年ぶりとなる。
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原画展は同マンガの誕生30周年を記念して開催される。仙台市がモデルとなった杜王町を舞台にしたシリーズの第4部「ダイヤモンドは砕けない」と、現在連載中の第8部「ジョジョリオン」を中心に多数の原画を展示する。前回はカラー原画の展示が中心だったが、今回は名シーン、名せりふに焦点を当てたマンガ本編のモノクロ原稿を相当数展示するという。
24日、東京都内で会見が行われ、同市の伊藤敬幹副市長らが出席。伊藤副市長は、東日本大震災の復興支援の一環として前回の原画展が行われたことについて謝意を述べ、「(今回の原画展は)二つの杜王町が楽しめる展示になっている。復興した仙台の街歩きも楽しんでほしい」とアピールした。
前売り券は5月7日から先行販売。大人が1800円、高校生以下は1000円で、当日券は200円増額となる。未就学児は無料。数量限定となるグッズ付きの前売り券も販売する。来場者には、タブロイド紙「杜王新報」を会場で配布するほか、別バージョンの「杜王新報」の販売も行うという。また原画展と並行して、アニメで東方仗助を演じた声優の小野友樹さんが出演するイベントも同市で実施予定という。
「ジョジョの奇妙な冒険」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)の1987年1・2合併号で連載がスタートし、現在は月刊誌「ウルトラジャンプ」(同)で第8部「ジョジョリオン」が連載中。数世代にわたり個性的な悪人たちと戦う壮大なストーリーに加え、独特の擬音を用いた表現や立ちポーズなどが人気を博している。8月4日には実写映画が公開される。
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