注目映画紹介:「おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭」厳選エピソード&新作でついに六つ子が映画に進出! 

劇場版アニメ「おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭」のメインビジュアル (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
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劇場版アニメ「おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭」のメインビジュアル (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

 テレビアニメ「おそ松さん」(テレビ東京系)の特別編集版「おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭」(藤田陽一監督)が7日、公開される。「おそ松さん」は、赤塚不二夫さんのマンガ「おそ松くん」を約27年ぶりにテレビアニメ化し、2015年10月~16年3月に放送。六つ子が成長して大人になった姿を描き人気を集めた。特別編集版は六つ子それぞれの厳選エピソードに、JRAとコラボレーションした特番「おそ松さん おうまでこばなし」の一部エピソードと新作ショートエピソードを加え、各映画館でスクリーンが「おそ松部屋」「カラ松部屋」など六つに分かれて上映される。

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 「おそ松部屋」は「逆襲のイヤミ」「スクール松」、「カラ松部屋」は「カラ松事変」「逆ナン」、「チョロ松部屋」は「面接」「ダヨーン族」、「一松部屋」は「エスパーニャンコ」「一松事変」、「十四松部屋」は「恋する十四松」「十四松とサンタ」、「トド松部屋」は「トド松と5人の悪魔」「希望の星、トド松」をそれぞれ上映。テレビ版に引き続き、おそ松を櫻井孝宏さん、カラ松を中村悠一さん、チョロ松を神谷浩史さん、一松を福山潤さん、十四松を小野大輔さん、トド松を入野自由さんが担当している。

 ついにあの六つ子たちが映画に進出し、本編と同じで何が飛び出すか分からない面白さには常に驚かされる。映画のために製作された新作パートはもちろん、「逆襲のイヤミ」のばかばかしいほどの主役争奪レースや、十四松の意外な(?)一面を垣間見られる「恋する十四松」など、改めてナンセンス過ぎる笑いに打ちのめされる。六つの部屋に分かれての上映なので、誰から見るか、どの順で見るかなどいろいろな楽しみ方もできる。7日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほかで期間限定公開。(遠藤政樹/フリーライター)

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