魔法科高校の劣等生:AIキャラとネットで会話が可能に 深雪「さすがですわお兄様」

ステージで発表された「魔法科高校の劣等生」の主人公・司波達也とヒロインの深雪の兄妹キャラクターをAIで再現した実演デモの様子
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ステージで発表された「魔法科高校の劣等生」の主人公・司波達也とヒロインの深雪の兄妹キャラクターをAIで再現した実演デモの様子

 人気アニメ「魔法科高校の劣等生」の主人公・司波達也とヒロインの深雪の兄妹をAI(人工知能)で再現したネットサービスが6月9日から同作の公式サイトで始まることが明らかになった。26日に開催された「AnimeJapan(アニメジャパン) 2017」の「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」(吉田りさこ監督、6月17日公開)のスペシャルステージではデモンストレーションも実施。入力された「映画化おめでとう」という問いかけに、達也のAIが「ありがとう。といっても俺の功績というわけじゃないんだが……」と返信。深雪からは「さすがですわ、お兄様」とおなじみのせりふも飛び出し、ファンを沸かせた。

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 同劇場版のプロモーションとして展開される同サービスは、ソニー・ミュージックエンタテインメントと言語理解研究所(徳島市)が開発した人工知能「PROJECT Samantha(プロジェクト・サマンサ)」を活用し、架空のキャラクターと会話ができる。過去の会話内容を記憶しており、利用者の意図を推論したり、対話の状況から感情が変化する。

 イベントには、達也役の中村悠一さん、深雪役の早見沙織さんのほか、千葉エリカ役の内山夕実さん、柴田美月役の佐藤聡美さん、アンジェリーナ=クドウ=シールズ役の日笠陽子さん、2人組音楽ユニットの「GARNiDELiA(ガルニデリア)」も登場。中村さんらは、AIからのしっかりした答えに「これすごい」「まだテスト版ですよね? 触れるのが楽しみ」と大喜びだった。

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