NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の“バトンタッチセレモニー”が23日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、放送中の「べっぴんさん」のヒロイン・坂東すみれ役の芳根京子さんと、4月3日スタートの「ひよっこ」でヒロイン・谷田部みね子を演じる有村架純さんが出席。有村さんから「お疲れ様でした」とねぎらいの言葉をかけられた芳根さんは、「半年前に(『とと姉ちゃん』ヒロインの)高畑(充希)さんからいただいたバトンを今日こうして有村さんにお渡しできるというのも、もうここまできちゃったんだなと思って……今、有村さんからお言葉をいただいて少し泣きそうになってしまった」と感極まった表情で明かし、「本当にこの1年は貴重な大きな経験をさせていただいたなと感じています」と充実した表情で振り返った。
ウナギノボリ
小芝風花、実写映画「魔女宅」から10年
また、芳根さんは「自分の中では(『べっぴんさん』は)終わったと思うのに、まだ放送が続いているのが毎日不思議で。私も見られるときはおうちで見ているんですけど、もう懐かしく感じていたり。本当に不思議な気持ち」と今の心境を吐露。有村さんに、“先輩”ヒロインとして伝えたいことを聞かれると、「寝られるときにたくさん寝てください」と笑顔で語り、「毎週思うように台本を読む時間がなかったり、苦しいなと思う瞬間もあった」と明かし、「人間本当に睡眠が大事だなと思った」と経験を踏まえて語った。
セレモニーでは、花束とともにドラマにゆかりのある品々の交換も実施。子供服作りにまい進するすみれを演じた芳根さんからは、食材の“別品”として「神戸ビーフ」を、大家族の農家で育ったみね子を演じる有村さんからは、ロケの際に自身の手で刈り取った茨城のお米や茨城県北部の名産品を集めた「茨城自慢の絶品」を贈り合った。
「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語で、戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれている。
「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、「ちゅらさん」などの脚本家・岡田惠和さんのオリジナル。高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。大家族の農家に生まれ、のんびりした少女に育った主人公・谷田部みね子が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったことをきっかけに、集団就職で上京する……というストーリー。
朝ドラは、NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。
俳優の吉沢亮さん主演で、2021年に放送されたNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」が、4月4日からCSの「チャンネル銀河」で放送される。新1万円札の顔となる渋沢栄一の13歳から9…
65歳の歌手の小林明子さんが、3月29日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演する。1985年に「恋におちて-Fall in love-」…
俳優の二階堂ふみさん主演の連続ドラマ「Eye Love You」(TBS系、火曜午後10時)の最終話が3月26日に放送された。アイドルグループ「乃木坂46」の山下美月さん演じる池…
俳優の夏菜さんと風間俊介さんが、3月29日午後9時58分から放送の「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)に出演する。NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「純と愛」(2012~13年)で…
安藤サクラさんが主演を務めた、2018年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第149回が、NHK BSとBSプレミアム4Kで3月28日に放送された。同回は、5年前…