人気バスケットボールマンガ「黒子のバスケ」が原作の劇場版アニメ「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」(多田俊介監督)の初日舞台あいさつが18日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で行われ、黒子テツヤ役の小野賢章さんや赤司征十郎役の神谷浩史さんら声優陣、多田監督が登場した。神谷さんは「赤司征十郎という役に出会えて本当にうれしかったですし、彼の声を最後まで導くことができて、本当に幸せです」と役への思いを明かした。
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小野さんは「6年くらいずっと黒子に向き合ってきて、劇場版という形で最後を迎えられるのは、本当にありがたいこと。ご褒美みたいな作品だと思います。『黒子のバスケ』に出会えて本当に良かったと、常に思っているのですが、今回の作品でさらに強く思いました。『黒子のバスケ』は僕にとって本当に大切な作品ですし、これからも大切な作品であり続けることは間違いありません」と話した。
舞台あいさつには、小野友樹さん(火神大我役)、諏訪部順一さん(青峰大輝役)、小野大輔さん(緑間真太郎役)、木村良平さん(黄瀬涼太役)、鈴村健一さん(紫原敦役)、緑川光さん(ナッシュ・ゴールド・Jr.役)、稲田徹さん(ジェイソン・シルバー役)も登場。諏訪部さんは「私にとっても本当に大切な作品です。青峰大輝と出会えて、本当に良かったなと心から思っています」と語った。
「黒子のバスケ」は、2008年12月~14年9月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたバスケットボールマンガで、影の薄さを武器にした黒子テツヤや米国帰りの火神大我ら誠凛(せいりん)高校バスケットボール部が日本一を目指して奮闘する姿が描かれ、テレビアニメが3期にわたって放送された。劇場版「LAST GAME」は、原作者の藤巻忠俊さんが監修し、「黒子のバスケ」の続編で黒子たちと米国チームの対決を描いた「黒子のバスケ EXTRA GAME」に新エピソードを加えた“完全版”となった。
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