女優の広瀬アリスさんが3日、愛知県豊橋市で開幕した映画祭「ええじゃないかとよはし映画祭」(同実行委員会主催)のオープニング作品「新宿スワン2」(園子温監督)の舞台あいさつに登場。「映画祭が初めてなので、すごくドキドキしています。しっかり楽しんで帰りたいなと思っています」と笑顔であいさつした。
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広瀬さんは、2014年に放送された連続ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS系)の撮影や、CMの撮影で、同市を訪れたことがあるといい、「(今回で)3回目ぐらい。懐かしいなと思いながら来ました」とにっこり。司会を務めた同映画祭のアンバサダー、松井玲奈さんから「(主演の)綾野剛さんと広瀬さんが橋に行くシーンがすてきだった」と言われると、「(自身が演じた)マユミの奥底にある感情が出るシーンだったので、終日、撮影をしました。自分が10代の頃に思っていたことが、そのまませりふになっていてびっくりして……。気持ちがグッと入りました」と明かした。
舞台あいさつには、園監督と、出演した深水元基さんも登場。同作は、豊橋市でも撮影が行われており、園監督は「中盤のアクションシーンで、横浜(の街)の角を曲がったら豊橋だというところがあります」と明かし、「気づいてもらいたいですね。とよはし映画祭ですから」と観客に呼びかけていた。
映画祭は、豊橋市の市制施行110周年記念の一環で、今年初めて開催。同市や同県にゆかりのある作品を計23作品上映する。クロージング作品は、堤幸彦監督(名古屋市出身)の「真田十勇士」。出演者や監督らが出席する舞台あいさつ、トークショー、パネルディスカッションなどが行われる。5日まで。
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