第89回アカデミー賞：監督賞は「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル　32歳で最年少受賞

　世界最高峰の映画の祭典「第89回アカデミー賞授賞式」が27日（現地時間26日）、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれ、監督賞は「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督が受賞した。32歳での受賞は最年少記録となる。

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　「ラ・ラ・ランド」は、「セッション」（2014年）のチャゼル監督の最新作で、ライアン・ゴズリングさんとエマ・ストーンさんが主演のミュージカル映画。現代の米ロサンゼルスを舞台に、恋に落ちた男女2人がそれぞれの夢を追いかける姿を描き、歌、音楽、ダンス、ストーリー、すべてにおいてオリジナルという野心作となっている。

　授賞式の模様はWOWOWプライムで「生中継！第89回アカデミー賞授賞式」と題して、生中継（同時通訳）されている。また同日午後9時から字幕版を放送し、3月5日午後6時にはダイジェスト版を放送予定。

　◇監督賞のノミネートは以下の通り（敬称略）

　ドゥニ・ビルヌーブ「メッセージ」▽メル・ギブソン「ハクソー・リッジ」▽デイミアン・チャゼル「ラ・ラ・ランド」▽ケネス・ロナーガン「マンチェスター・バイ・ザ・シー」▽バリー・ジェンキンス「ムーンライト」