芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」は27日から第22週「母の背中」に入る。「キアリス」での配属先も決まり、仕事に意欲を燃やすさくら(井頭愛海さん)と健太郎(古川雄輝さん)。そんな折、老朽化が進んだキアリス本店を改修することになり、健太郎たち若手社員は仮店舗の営業を任される。一方、すみれ(芳根さん)は、栄輔(松下優也さん)から大阪万博で行うショーへの協力を頼まれ……。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれている。
第21週「新世界へ、ようこそ」は、昭和44年の春、キアリスは創業20周年を迎える。やがて秋になり、キアリスでは新入社員採用面接を実施。そこに留学先から帰国したさくらと健太郎が現れる。2人の採用に反対していたすみれたちだったが、試験で優秀な成績を残したさくらと健太郎の入社を受け入れる。そして大阪万博が開幕。すみれは“時代の寵児(ちょうじ)”となった栄輔と再会し……という展開だった。
第22週「母の背中」は、キアリスに入社したさくらはデザイン部、健太郎は開発宣伝部に配属されるが、経営陣の身内が入ってきたことを快く思わない社員たちには歓迎されない。そんな折、老朽化が進んだキアリス本店を改修することになり、紀夫(永山絢斗さん)は、若手社員だけで仮店舗を営業させ、結束を強めようと考える。一方、栄輔は「KADOSHO」社長の古門(西岡徳馬さん)と手を組み万博のショーを演出することになり、キアリスに子供服の提供を依頼する……。
世間が大阪万博一色で染まる中、社会人として本格的なスタートを切ったさくらと健太郎は、仮店舗の運営を成功させることができるのか。そしてすみれたちも協力する万博のショーはどんなものになるのか。親子2世代の奮闘に注目だ。
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