ルドルフとイッパイアッテナ:原作者がアニメの見どころ語る 走るルドルフが「可愛い」

「ルドルフとイッパイアッテナ」の原作者の斉藤洋さん
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「ルドルフとイッパイアッテナ」の原作者の斉藤洋さん

 斉藤洋さんの児童文学が原作の劇場版3DCGアニメ「ルドルフとイッパイアッテナ」(湯山邦彦・榊原幹典監督)のDVD、ブルーレイディスク(BD)が22日、発売された。原作者の斉藤さんは、見どころを「(主人公のルドルフは)原作は真っ黒なのですが、映画のルドルフは頭としっぽは白なんです。映画の最初、ルドルフが走っていくシーンがあってしっぽが白いところが見えている。そこが可愛いですよね。映画だとなかなか気付かないんですが、DVDやブルーレイだと(何回も見られるので)いいですよね」とコメントを寄せている。

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 斉藤さんは、特に思い入れのあるキャラクターについて「もちろん(自分が声優を務めた)“自転車のおじさん”ですね(笑い)」とコメント。物語の舞台である東京都江戸川区の魅力を「自分がたまに実家の方へいくとJR小岩駅からバスに乗って景色を見ているんです。そうすると迷っていると勘違いして、おばさんが教えてくれるんですよ(笑い)。『どこで降りるんですか? 〇〇なら次ですよ』と。おせっかいといえば、おせっかいなんですけど、親切ですよね。本当に人情味あふれる街だと思います」と話している。

 また、「映画は原作と違うところもあるので、原作ファンは『原作がいい』という方もいると思うんですね。そういう気持ちはひとまず置いて、別物として見てほしいですね。原作ファンの方も映画『ルドルフとイッパイアッテナ』をぜひ応援してください!」とメッセージを寄せている。

 「ルドルフとイッパイアッテナ」は、ひょんなことから飼い主の元を離れ、東京にやって来てしまった黒猫のルドルフが、街を牛耳る猫・イッパイアッテナと出会い、ノラ猫として共に生き、成長する姿を描いた作品。女優の井上真央さんがルドルフ、俳優の鈴木亮平さんがイッパイアッテナの声優を務め、昨年8月に公開された。

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