第59回グラミー賞:ピアニスト内田光子が2度目の受賞

 世界最高峰の音楽賞「第59回グラミー賞」の授賞式が13日(現地時間12日)、米カリフォルニア州ロサンゼルスの「ステープルズ・センター」で開催され、日本人ピアニストの内田光子さんが参加したアルバム「シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌」で「最優秀クラシック・ボーカル・アルバム(ソロ)」を受賞した。

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 アルバムはドイツ出身のクラシック歌手、ドロテア・レシュマンさんの歌曲作で、2015年に英ロンドンで行われたコンサートを収録。内田さんがグラミー賞を受賞するのは2度目。

 一方、映画「レヴェナント:蘇えりし者」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)のサントラ盤が、「最優秀スコア・サウンドトラック・アルバム」にノミネートされていた音楽家の坂本龍一さんは、惜しくも受賞を逃した。

 「第59回グラミー賞授賞式」の模様はWOWOWプライムで生中継(同時通訳)され、英国出身の歌手、アデルさんが「年間最優秀レコード」「年間最優秀アルバム」「年間最優秀楽曲」の主要3部門を含む5冠を達成。字幕版はWOWOWライブできょう13日午後10時から放送される。

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