俳優の水谷豊さんが出演する人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)の新作映画「相棒-劇場版4-首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断」(橋本一監督)の初日舞台あいさつが11日、東京都内で行われ、この日で映画「相棒」シリーズの累計観客動員数が1000万人を突破したことが発表された。
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舞台あいさつには、主人公のキャリア警部・杉下右京を演じる水谷さんとその“相棒”冠城亘を演じる反町隆史さんらが登場。これまで映画として、「劇場版1~3」とスピンオフ「鑑識・米沢守の事件簿」「相棒SERIES X DAY」が公開されており、この日初日を迎えた「劇場版4」での“大台”突破に、水谷さんは「いや、1000万人。どれくらいなんでしょうね。ちょっと想像できないくらいの方が『相棒』に触れていらっしゃる……」と驚きつつ、「皆様への感謝しかありませんね」と感激の様子。反町さんも「本当にありがとうございます。これから一回だけではく、二度三度と足を運んでほしいなと思います」と語っていた。
今作は「特命係」と謎の国際的犯罪組織「バーズ」との戦いが描かれる。英国で起きた集団毒殺事件の生き残りの少女が「バーズ」に誘拐されたが、当時の駐英大使と日本政府は「高度な政治的判断」によって事件を闇に葬った。事件から7年がたち、行方不明だった少女の身代金の要求が日本政府に突きつけられる。日本政府はバーズをテロ組織と断定して要求を拒否するが、要求は世界を震撼(しんかん)させる無差別大量テロに形を変え、50万人の見物客が集まるスポーツの凱旋パレードが狙われる……というストーリー。
舞台あいさつには、山口まゆさん、鹿賀丈史さん、鈴木杏樹さん、川原和久さん、山中崇史さん、神保悟志さん、小野了さん、片桐竜次さん、橋本監督も登場した。
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