俳優の菅田将暉さん、松坂桃李さんが28日、東京都内で行われた映画「キセキ-あの日のソビト-」(兼重淳監督)初日舞台あいさつに出席。映画では兄弟や家族の絆が描かれているが、菅田さんは芸能界に入る際に「大賛成だった」という自分の親について、「おやじの方が前に出ている、そういう人」とにやり。番組の企画で子供の頃の写真を「送ってほしい」と頼むと「100枚単位で、あれやこれや(と送ってきた)」といい、「中におやじの写真も含まれてた」とおちゃめな素顔を明かしていた。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
一方、菅田さんとは反対に父親から芸能界入りを「猛反対された」という松坂さんは「今は応援してくれていて、連絡もたまに来る。すごい長い文章のメールが」と告白。また、映画を見た母親からは「『かっこつけるのをやめなさい』と言われた」と身内からのダメ出しエピソードを明かし、会場を沸かせていた。
「キセキ-あの日のソビト-」は、4人組ボーカルグループ「GReeeeN」の大ヒットソング「キセキ」の誕生にまつわるエピソードが題材。メンバーが歯科医で顔や姿を一切出さない異色の音楽グループとして知られるGReeeeNのリーダーのHIDEさんと、音楽プロデューサーでHIDEさんの実兄のJINさんをモデルに、兄弟や家族の絆、仲間たちとの日々を描いている。父に反発し、バンドの道を閉ざされた兄・JINと、父の言いつけを素直に聞き、歯科大に通いながら趣味の音楽を楽しむ弟・HIDEという対照的な兄弟を、松坂さんと菅田さんが爽やかに熱演している。
舞台あいさつには、菅田さんとともにGReeeeNの前身となるグループ「グリーンボーイズ」のメンバーを演じた横浜流星さん、成田凌さん、杉野遥亮さんや忽那汐里さん、平祐奈さんも登場。平さんは「この仕事を始めたきっかけが、母と祖母が是枝裕和監督の『奇跡』のオーディションに私の知らない間に応募していて。それでデビュー作から(『キセキ』の)兼重監督にもお世話になっていて。今回、この兼重監督の『キセキ』というのでまたお世話になって、またこれが奇跡だな」と笑顔。菅田さんから「奇跡だらけ、“奇跡女優”だね」と言葉をかけられると、うれしそうな笑みをこぼしていた。
ドラマ化もされた「医龍-Team Medical Dragon-」などで知られる乃木坂太郎さんのマンガ「夏目アラタの結婚」が、堤幸彦監督がメガホンを取り、柳楽優弥さんの主演で映画…
塚原あゆ子監督がメガホンをとり、野木亜紀子さんが脚本を担当、ドラマ「アンナチュラル」(2018年)と「MIU404」(2020年)の世界線と交差する“シェアードユニバース”のノン…
俳優の出口夏希さんが、人気グループ「Snow Man」のラウールさんが主演を務める映画「赤羽骨子のボディガード」(石川淳一監督、8月2日公開)でヒロインを演じることが明らかになっ…