俳優の佐々木蔵之介さん、人気グループ「関ジャニ∞」の横山裕さんが28日、ダブル主演映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」(小林聖太郎監督)の初日舞台あいさつに出席。大阪が舞台の映画で、一昨年の冬にクランクインしたといい、佐々木さんは、「大阪が舞台でかっこいい映画が撮れたらと思っていて、関西弁だけど“ドライ”なかっこいい大阪の映画を撮りたいと」と明かし、「爽快感があるくらい激しく、そして悪い男も出てくるし、色っぽいし……。そういうのが撮れたらと思っていたけど、見事にその映画ができました!」とアピールした。
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また、同作で自分以外の役をやってみたいかという質問に、佐々木さんは「この役を愛しているので手放したくはございません」ときっぱり。横山さんも「(佐々木さん演じるやくざの)桑原もやってみたいけど、今僕が桑原をやるのは想像できないなと思って。(自身が演じる)二宮をやっていて充実していたので、また二宮をやりたい」と続編に意欲を見せ、「初日を迎えて、ここからが勝負だと思っている。この映画がどんどん大きくなるのはみなさんの力次第。ぜひとも力をお貸しください!」と客席に向かって呼びかけていた。
映画は第151回直木賞を受賞した黒川博行さんの「破門」が原作。大阪が舞台で、貧乏な建設コンサルタントの二宮(横山さん)と仕事を通じて知り合ったイケイケなやくざ・桑原(佐々木さん)の凸凹コンビが、金を持ち逃げした小ずるい詐欺師・小清水(橋爪功さん)を追いかけるが……というストーリー。
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