今春にスタートするテレビアニメ「アトム ザ・ビギニング」(NHK総合)に声優として中村悠一さん、寺島拓篤さんが出演することが27日、分かった。手塚治虫の名作「鉄腕アトム」の主人公・アトムが誕生するまでを描いたマンガが原作で、中村さんはアトムを開発することになる若き天馬午太郎、寺島さんは後にアトムの保護者となるお茶の水博士ことお茶の水博志を演じる。また、井上雄貴さんが、物語のカギとなるロボットA106の声優を務める。
ウナギノボリ
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中村さんは「『鉄腕アトム』、作品を見たことはなくとも一度は名前を聞いたことがあるタイトル。僕自身も原作マンガやアニメを見ていた世代ではないのですが、アトムの容姿は当然頭に浮かびます。そのアトムが生まれる前のお話、想像するだけでもワクワクしてきませんか? 2017年の大仕事の一つとして精いっぱい演じさせていただきます。楽しみです」とコメント。
寺島さんは「あのお茶の水博士の声を自分が担当することになるなんていまだに信じられません! 若き日の科学を愛し未来を夢見る、エネルギーにあふれた博志を、精いっぱい演じたいです。原作の方も、単行本が出るたびにワクワクしながら読ませていただいていました。アニメという形で、もっとたくさんの人にワクワクしてもらえるよう、1パーツとして頑張ります!」と話している。
「アトム ザ・ビギニング」は、「機動警察パトレイバー」「究極超人あ~る」などのゆうきまさみさんがコンセプトワークス、「RIDE BACK(ライドバック)」のカサハラテツローさんがマンガ、手塚治虫の長男でビジュアリストの手塚眞さんが監修を担当。原因不明の大災害に見舞われた近未来の日本を舞台に、「鉄腕アトム」に登場する天馬博士とお茶の水博士が、大学でロボット研究に励む若き日々が描かれている。2014年12月から「月刊ヒーローズ」(ヒーローズ)で連載中。
アニメは、ドラマ「踊る大捜査線」やアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の本広克行さんが総監督、「モーレツ宇宙海賊」の佐藤竜雄さんが監督を務め、OLM、Production I.G、SIGNAL.MDが制作する。
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