君の名は。:中国とタイで日本映画歴代興収の新記録樹立 国内の累計208億円突破4位に

劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル (C)2016「君の名は。」製作委員会
1 / 1
劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル (C)2016「君の名は。」製作委員会

 大ヒット中の劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)が、2日公開の中国と11月10日公開のタイで、日本映画の歴代興行収入の新記録を樹立したことが19日、明らかになった。

ウナギノボリ

 中国では、初日に日本映画としては最大規模となる6万7823スクリーンで公開。公開から16日間で累計興行収入は約5.34億元(約90億円)を記録し、これまで1位だった「STAND BY ME ドラえもん」の約5.3億元(約89.5億円)を超えた。また、タイでも約4412.2万バーツ(約1.4億円)を記録し2位の「STAND BY ME ドラえもん」の約3956万バーツ(約1.3億円)を超えてトップになった。同作は世界92の国と地域での配給が決定しており、今後はフランスや韓国でも公開される予定。

 「君の名は。」は、1000年ぶりとなる彗星(すいせい)の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生の瀧が、入れ替わってしまう……というストーリー。主人公・瀧を俳優の神木隆之介さん、ヒロイン・三葉の声を女優の上白石萌音さんが演じている。国内での、公開から18日までの115日間の累計動員数は約1600万人、累計興行収入は約208億9800万円で、「ハリー・ポッターと賢者の石」(約203億円)を超え、国内の歴代興行収入ランキングでは4位にランクインしている。

アニメ 最新記事