おそ松さん:歌舞伎と異色コラボ第2弾 今度はクレーンゲーム機の景品に

「おそ松さん」と歌舞伎のコラボプロジェクト第2弾イラスト (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会 (C)松竹
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「おそ松さん」と歌舞伎のコラボプロジェクト第2弾イラスト (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会 (C)松竹

 人気アニメ「おそ松さん」と歌舞伎のコラボプロジェクト第2弾が13日、明らかになった。今度も松竹演劇開発企画部が企画・監修し、アニメを制作した「ぴえろ」が六つ子にふさわしい歌舞伎の役柄を考えて新たなイラストデザインを描き、クレーンゲーム機の景品(缶ストラップ)にした。全国のセガホールディングスのアーケードゲーム施設と、イオンのグループ会社イオンファンタジーの遊技施設「モーリーファンタジー」で、それぞれ17日から導入する。

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 第2弾のデザインは、おそ松が、曽我兄弟の敵討ちで知られる「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」の曽我五郎。カラ松が、「お祭り」の鳶頭松吉。チョロ松が、菅原道真の左遷事件などを描いた「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の「車引」の藤原時平。一松が、中国・明の鄭成功の復興運動を題材にした「国性爺合戦」の和藤内。十四松が、お正月などに舞う「操り三番叟(あやつりさんばそう)」の三番叟。トド松が、藤の花の前に小さな精霊が立っているシーンで有名な「藤娘」の藤の精になっている。

 缶ストラップは、第1弾のイラストを使ったセガの施設にあるバージョン(6種類)と、第2弾のイラストを使ったモーリーファンタジーのバージョン(6種類)の計12種類をそろえた。

 「おそ松さん」は、赤塚不二夫さんのマンガ「おそ松くん」を約27年ぶりにテレビアニメ化した作品で、2015年10月~16年3月に放送され、おそ松ら六つ子が成長して大人になった姿が描かれた。櫻井孝宏さんや神谷浩史さんら人気声優が六つ子を演じ、過激なギャグやパロディー描写などが女性アニメファンを中心に人気を集めた。

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