林遣都:「べっぴんさん」で朝ドラ初出演 オールバックでドラマー志望の青年に

NHK大阪放送局で行われたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の会見に出席した林遣都さん
1 / 1
NHK大阪放送局で行われたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の会見に出席した林遣都さん

 俳優の林遣都さんが7日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)で行われた、芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」の新キャストの発表会見に出席。ドラマー志望の青年役で、朝ドラに初出演することが明らかになった。物語の舞台が昭和30年代となる2017年1月から出演予定で、オールバックのヘアスタイル、大きめのジャケット、襟を立てたシャツという当時のファッションに身を包んだ林さんは「一人の若者の人生を残せるように一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。

ウナギノボリ

 林さんが演じるのは、働きながらプロのドラマーを目指している19歳の河合二郎。ジャズ喫茶でドラム演奏のアルバイトをしながら、将来、東京で音楽の道に進むことを夢見ているという役どころで、ヒロイン・坂東すみれの娘、さくらが河合に引かれていくという。

 林さんは「(子供用品店の)『キアリス』とは全く関係のないところから現れて、しばらくまったく関係のないところで過ごす役。(すみれの娘の)さくらちゃんと出会って、どうみなさんとつながっていくかを楽しみにしていただけたら」とコメント。制作統括の三鬼一希チーフ・プロデューサーは、林さんに「当時のハングリーな若者の姿を代弁してほしい。若者のハングリーさ、外に出ない何か、そういう複雑な部分も含めて演じていただけると思った」と期待を寄せた。

 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれている。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全151回を予定。

テレビ 最新記事