アニメ三国誌:今年のアニメ業界は? 日本3大アニメ誌の表紙をピックアップ

3大アニメ誌12月号の表紙(左から)「アニメージュ」「アニメディア」「Newtype」
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3大アニメ誌12月号の表紙(左から)「アニメージュ」「アニメディア」「Newtype」

 “アニメ大国”日本が誇る3大アニメ誌「アニメージュ」「アニメディア」「Newtype」。トレンドの移り変わりの激しいアニメ界を長年にわたり見つめ続けてきた3誌の最新号を、発売前に各誌編集長のコメントとともに紹介する新コーナー「アニメ三国誌」。第1回は特別編として2016年1~12月号の表紙も掲載し、今年のアニメ界も見つめます。

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 「アニメージュ」12月号(10日発売、徳間書店)の表紙は、今年3回目となる「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の三日月・オーガス&オルガ・イツカ。「アニメディア」12月号(10日発売、学研プラス)の表紙は今年2回目となった「刀剣乱舞 -花丸-」で、三日月宗近、加州清光、大和守安定が表紙を飾った。「Newtype」12月号(10日発売、KADOKAWA)は、今年2回目となる「文豪ストレイドッグス」の太宰治が表紙になっている。

 また、2016年の3大アニメ誌を表紙で振り返ると、「アニメージュ」は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」(1月号、3月号、12月号)と、「おそ松さん」(2月号、4月号、7月号)が3回飾ったほか、「銀魂」(5月号)、「文豪ストレイドッグス」(6月号)、「マクロスΔ(デルタ)」(8月号)などが彩った。

 「アニメディア」の表紙は、「銀魂」(3月号、7月号ダブル表紙)と「刀剣乱舞 -花丸-」(10月号、11月号)がそれぞれ2回ずつ。「ワールドトリガー」(2月号)、「ONE PIECE」(8月号)などジャンプ系の作品も数多く表紙に登場した。

 「Newtype」は、同誌で掲載されている永野護さんの人気マンガ「ファイブスター物語」(3月号、4月号)や「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」(11月号)で、メカが単体で表紙に登場。また、「君の名は。」(9月号)、「聲の形」(10月号)など今年のヒット映画も表紙に採用されている。

 ◇3大アニメ誌編集長が語る12月号の見どころ

 アニメージュ 川井久恵編集長

 表紙は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。オルガの表情にグッと来ませんか? 彼の足に踏みつけられちゃってください! 巻頭特集では鉄華団を大フィーチャー! 鉄華団に入団したい方に朗報ですよ! 入団資格や給与・待遇などなど、「鉄華団10の謎」で気になることが分かります。キャスト対談&座談会も必読です! 付録は、夏にアニメ化決定が発表された「アイドリッシュセブン」のクリアファイル2枚セット。そして、今月の目玉は巻頭AB判の「ユーリ!!! on ICE」特集。キャラクターファイル、キャスト対談、ラジオ収録リポートなどで、「ユーリ!!!」の魅力に迫ります! 今月もアニメージュに注目です!

 アニメディア 馬渕悠編集長

 秋の新作アニメのなかで読者期待度ナンバー1である「刀剣乱舞-花丸-」を、10月号に引き続き、表紙展開させていただきました。戦闘服姿の加州清光と三日月宗近のイラストが載るのは本誌初になります。表紙のイラストを使用した別冊付録オリジナルクリアファイルや、五虎退役・粕谷雄太さん&三日月宗近役・鳥海浩輔さん対談、音楽・川井憲次さんインタビューなど内容盛りだくさんです。そのほかにも大人気の「ユーリ!!! on ICE」の別冊付録オリジナルクリアファイルやピンナップ、「名探偵コナン」の工藤新一&毛利蘭ピンナップも必見。そして本誌初描き下ろしとなる「ドラゴンボール超」は、未来トランクスと伝説のキャラ・ベジットが登場しています。

 Newtype 角清人編集長

 秋アニメ。「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のカードを切ったあとで、何をやるべきか……と散々迷っていたときに、たまたま「文豪ストレイドッグス」の第16話のアフレコを見学したんです。色はまだついていない映像でしたが、すごくカッコよくて! その帰り道に表紙展開を決めました。「黒の時代」を中心に深掘りした特集をお楽しみください。「君の名は。」のクリアファイルは、9月号で描き下ろしてもらったイラストで作成しています。イラスト自体が貴重なので、ファンにはぜひゲットしてほしいですね。「劇場版 艦これ」と「ユーリ!!! on ICE」の描き下ろしB2ポスターも付いてます。「ユーリ!!! on ICE」のポスターのちょっとした仕掛けにも注目です!

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